みなさんこんにちは。ケアプラス今治の看護師・川下です。
秋の涼しさが肌に心地良く感じられる季節となりましたね。
先日、利用者様とのお話の中で、秋刀魚の漁獲量が去年より増えているとの情報を得ました。
そう言われてみると近年の秋刀魚は高くて缶詰でしか食べる機会がありませんでしたので今年は期待できるのかとスーパーへ行くと、「生さんま一尾700円」でした。我が家のお財布事情ではまだまだ期待薄のようです。

秋刀魚と言うと思い浮かぶのは小津安二郎の映画「秋刀魚の味」でしょうか。
秋刀魚は古くから庶民の食卓に上がり、秋の味覚の代表と言える魚です。炭を入れた七輪で、香ばしく焼けた秋刀魚を懐かしく思う方も多いと思います。
実際には作中に秋刀魚は出てこないのですが、娘の結婚を巡る父と娘の関係や、父の老いや孤独などの切なさを描いたことから、秋刀魚をはらわたまで食べた時のほろ苦さを人生に例えたのでは?と言われています。
小津安二郎氏は俳人としての顔も持っており、多くの俳句も後世に残しています。そのためか映画のタイトルにも「晩春」「麦秋」「早春」「彼岸花」「秋日和」「小早川家の秋」など季節を感じさせる作品が多いことでも有名です。
昭和のノスタルジックな雰囲気を味わえる小津作品。機会があれば一度観てみてはいかがでしょう。
さて、鯖、鯵などと並び青魚の代表とも言える秋刀魚ですが、青魚には良質の脂肪酸が含まれており様々な健康効果が期待できます。
DHA(ドコサヘキサエン酸)
脳の働きを活発にし、記憶力や学習能力を高めたりします。
EPA(エイコサペンタエン酸)
中性脂肪や悪玉コレステロールの値を減らし、動脈硬化や心筋梗塞、脳血栓などを予防します。
他にも疲れを取ることで有名な「タウリン」を含んでいます。栄養ドリンクのCMとかでよく聞くあれですね。タウリンは血管を綺麗にする力や目がよく見えるような働きもします。肝臓の働きも良くしますので二日酔いに最適です。
「カルシウム」が他の食品と比べて多量に含まれているのも特徴です。カルシウムがたりなくなると骨や歯がもろくなり、精神的にイライラしたり、細菌に対する抵抗力が弱まったりしります。カルシウムの吸収を良くするビタミンDも多く含まれていますので牛乳より遥かにカルシウム効率の良い食べ物です。
いかがですか?
昨今の漁獲量減少に伴い、古き良き日本の原風景がまた一つ失われつつあります。もはや郷愁と言っても良いのかもしれませんね。
今年こそパリパリの皮に脂の乗ったジューシーな秋刀魚を美味しくいただきたいところです。もし無理だなぁという事であれば、代替えとして他の青魚にも目を向けて見てはいかがでしょう。


写真は先日行ったイベント、釣り大会の模様です。自分で釣った魚はより美味しいのでしょうね。
ではまた、次回のブログでお会いしましょう。