実績報告
  • ケアプラス道後持田 看護師便り~夏うつにご用心~ 道後持田だより 看護師だより 2021年06月30日

    皆さまこんにちは、道後持田の看護師です。

    梅雨明けとはいかず、雨降りの日もあり気温差も激しい今日この頃です。しかしもうすぐ暑い夏がやってきます。気温差で体調を崩す事ももちろんありますが、暑い夏は夏で体調を崩します。脱水だけではなく夏うつにも注意が必要となります。暑いと汗をかいたり、怠くなったりでそれが原因でストレスを感じ交感神経が高ぶり体調に変化を来たします。交感神経が高ぶった状態にあると、過覚醒状態となりそれが引き金でうつになると言われております。暑い日動いただけで汗が出る、紫外線が強いなど暑さゆえの身体に及ぼす影響は様々あります。

    では、どんな症状があるのでしょうか?

    ・口渇

    ・吐き気

    ・頭痛

    ・不眠

    ・食欲不振

    ・肩こり

    これだけ見れば脱水と同じような症状で見分けがつきにくいのですが、特に不眠に症状の違いがあるようです。過覚醒になっているので、安眠が得られず、寝ても些細な音で目が覚めてしまったりと常に寝れてない状態が続きます。

    予防法としては、やはりまずゆっくり休む事です。

    現在コロナ禍で、外出も機会が減ってはいますが、外出もそれはそれで、人混みによるストレスを感じてしまったりするので、出来ればマッサージなどの癒しで身体を休めて下さい。朝はなるべく同じ時間に起きるようにし、起きたら日光浴をしましょう。暑くなるとアイスクリームなども食べる事がありますが、他コーヒーなどの交感神経を高める飲み物の取りすぎにも注意が必要です。夕食、運動も寝る直前にあたらないよう時間の工夫をして下さい。最近ではメール、スマホが普及し観る機会も増えておりますが、就寝1時間前は使用を控えて身体を休めましょう。

    上記の事に気をつけながら、夏うつにならない身体を作ってください。

     

    ワクチン接種も始まり、何かしらコロナ禍の生活も変化があれば良いのですか、今の状態でいくと今年もコロナの夏になりそうです。感染対策も緩む事なくお過ごし下さい。