早いもので今年も12月となり、残すところあと半月ほどとなりました。
こんにちは。ケアプラス今治の看護師川下です。
それにしても、年を重ねるごとに、一年が早く感じると思いませんか? 「もう正月が来よるがね」「一年があっという間じゃ」という声があちこちから聞こえてきそうです。
実はこの現象に着目した人がいて心理学的に説明しています。生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢の逆数に比例する(年齢に反比例する)と主張したもので、ジャネーの法則と言います。
なんだか難しいですね。
例えば、50歳の人間にとって一年の長さは人生の50分の1ですが、5歳の人間にとっては5分の1です。つまり、体感で50歳の人にとっての10年間は、5歳の人にとっての一年間にあたり、5歳の人にとっての一日は、50歳の人にとっての10日にあたることになります。
フランスの哲学者ポール・ジャネさんが考えたからジャネーの法則と言うそうですが、僕の覚え方を紹介します。「年取ると、時間がじゃあねと過ぎてゆく」
…失礼しました。
他にも理由があるようでして、人は経験したことがないことをやっているときは、それが強く意識に残り時間が長く感じます。反対に、慣れてしまうと時間の長さが気にならなくなり、あっという間に時が過ぎたように感じます。
子どもの頃は初めて体験することばかりで、毎日が新鮮で新しい発見や出会いがあります。しかし、大人になるにつれて、新しい経験をする機会が少なくなります。大人になると時間があっという間に過ぎ去ってしまったと感じるのは、日々の生活に新鮮味がなくなるからという考え方もあるようです。
はっ、私気付いてしまいました。てことは体感時間を伸ばすには常に新しい体験をすれば良いってことではないですか?
ケアプラスでは常に新しい刺激を体験していただけるように、スタッフ一丸となり利用者様が楽しんでいただけるレクリエーションやイベントの企画を練っています。毎日が退屈だと感じているとあっという間に年を取ってしまいます。
見学からでも良いので、どんな事をしているのか一度ケアプラスを覗いてみてくださいね。
他にも時間を長くする方法があります。1日を25時間にする、なんてどうでしょう。アイデアは出したので、後は偉い人が地球の自転をゆっくりにしてくれるのを待つだけです。
今日が残された時間の1日目です。ジャネーの法則に逆らって楽しく長く人生を楽しみましょう。
じゃあね。