皆様、こんにちは。ケアプラス垣生の看護師です。
朝夕めっきり涼しくなり、過ごしやすくなってきましたね。
・・ところが、これからの時期は残暑の疲れが出やすくなります。そして、感染症に対する注意も必要になってきます。
この頃、「腸内フローラを整える食品」の話題を耳にすることがありますが、このフローラという単語は「お花畑」が語源です。私たちの腸内には1,000種、1,000兆個以上の多種多様な細菌が生息し、腸内環境を良い状態にしてくれていますが、顕微鏡で腸を覗くとこの細菌が植物が群生しているように見えるそうです。・・・だからお花畑(flora)なんですね。
腸内フローラは、健康に関わる3つの役割を担っています。
■消化できない食べ物を身体に良い栄養物質へ作り変える
■腸内の免疫細胞を活性化し、病原菌などから体を守る
■腸内フローラのバランスを保ち、健康を維持する
では、腸内フローラを良いバランスに導いてくれる食品はどのようなものでしょう・・それは、納豆やお酢、味噌、醤油、日本酒、漬物、ヨーグルト、チーズなどの発酵食品です。これらの発酵食品は製造される過程で生まれた発酵菌が腸内フローラのバランスを良い方向へと導いてくれるそうです。
腸内環境のバランスが乱れてしまうと、便秘等の症状が現れます。便秘に悩まされるようになると、1日のリズムがうまく取れなくなりますよね、なんだか、1日がだる~く感じてしまいます・・・。
そこで、便秘解消に繋がる行為をご紹介します。
・1日30分程度のウォーキング
・朝食は必ず摂ること
・肉と魚は交互に食べること
・果物を食べる
・炭水化物抜きは厳禁です
・一汁三菜を心がけること
私の知人に、40年間悩み続けた便秘が解消したら、むくみや不眠等が改善し、性格が明るくなり人生が変わったと言われる方もいます。
皆様も一度腸内環境・腸内バランスについて考えてみてはいかがでしょうか。
(垣生の皆様はみんな「スッキリ」元気です♪)
さて、今回は腸内環境についてお話ししましたが、これからの季節は空気が乾燥する為に呼吸機能を低下させる時期でもあります。そして、ウイルスや細菌による感染症も多くなります。
インフルエンザ、気管支喘息や花粉症(ブタクサ)等に対する抵抗力をつける為にも、味噌汁などの発酵食品を摂る様に努めてこの時期を乗り切っていきましょう。