皆様、こんにちは。ケアプラス道後持田生活相談員の中村です。
2月になり、1年間で一番寒さが最も厳しい季節に入りました。3日は「節分」、4日は「立春」を迎え、暦の上ではもう春です。
しかし、朝晩が寒い!寒い!寒い!
そして、11日より72時間ぶっ通しで行われる伝統的なお祭り「椿さん」が始まります。
私も毎年古いお札やお守りを持って「古札納付所」に納めに行き、新しい札を購入して家内安全を祈願しております。
そして、「おたやん飴」と言われている縁起飴も有名ですね。小さい頃は、歯にひっつきながらよく食べたものです。
ケアプラス道後持田では、たくさんの利用者様が公文の学習療法を実施しております。
読み書き計算の教材も大切なのですが、私が特に大事にしている事は、利用者様とコミュニケーションを図る時間を持つことです。
読みの題材や利用者様から出た話の中からコミュニケーションを図るキーワードを見つけて、少しの時間ですがお話をさせていただいております。
先日は、読み教材で家電の「三種の神器」のお話が書かれておりました。
昔の一槽式の洗濯機の使い方や白黒テレビのリモコンではなくチャンネルをカチッカチッと回していたなどお話しくださいました。
そして、「懐かしいわぁ・・・」と。
「昭和30年頃は、何をされておりましたか?」との声かけに、ある利用者様は、「20歳で、大学に行きながら一生懸命に生きていた頃です。
大変でしたがいい人に出会って助けていただいたことも多く、今思えば、いい頃でした。」とのお話も。
また、他の利用者様に「今までに一番記憶に残っている旅行先はどこでしたか?」の声掛けには、「一番は、カナダのナイヤガラの滝で壮大ですごかったです。
他にもヨーロッパ、韓国、中国、台湾にも行き、それぞれどの国も良かったですよ。」と、奥様とたくさん旅行に行かれたとのお話がありました。
どの利用者様も話を終えた後には明るい笑顔を見せていただいております。
回想法で期待される大きな効果に
・聞き手がいることで、不安感や孤独感を和らげる事もできて、心を落ち着かせることができる。
・昔話をする事や昔の品物を見たりすることで、脳の血流が増えることが確認できて認知症の進行を穏やかにする。
との効果がみられるといわれております。
今後も今以上に利用者様がよりリラックスしてお話をくださる環境と時間を作って参りたいと思います。
伊予路に春を呼ぶおまつりといわれている「椿さん」。
先日も「椿さんが過ぎたら暖かくなるわい。」とお帰りの車の中で言われていた利用者様がいらっしゃいました。
早く暖かくなってほしいものです。は~るよ来い!は~やく来い!
今月もリハビリイベント、介護イベントを開催いたします。
15日 お楽しみ会第一弾
18日 お楽しみ会第二弾
19日 できリハイベント第一弾
20日 ケアプラスクイズダービー
22日 できリハイベント第二弾
25日 できリハイベント第三弾
道後持田スタッフ一同は皆様に楽しんでいただけるように準備をしてまいりますので乞うご期待!
そして、追加ご利用、振替ご利用も承っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。