実績報告
  • ケアプラス大洲 看護師便り ~インフルエンザの新薬 ゾフルーザ~ 大洲だより 看護師だより 2019年01月24日

    皆様、こんにちは。ケアプラス大洲、看護師の石川です。

     

    大寒も過ぎ、県内ではインフルエンザが徐々に流行しておりますが、今年のインフルエンザは現在のところではA型が主流ということです。

     

    A型の症状の特徴は・・・

    ・38度以上の高熱

    ・関節痛

    ・筋肉痛

    ・全身倦怠感

    ・頭痛

    などです。これらの症状が突然に急速に現れる為、身体の変化には迅速な対応が必要になります。

     

    そんな最中、今年はインフルエンザの新薬『ゾフルーザ』という救世主が現れました

    この『ゾフルーザ』について、今までの薬とは何が違うのかを調べてみましたので、内容を少しご紹介させて頂きますね。

     

    これまでのインフルエンザ薬、『タミフル』や『リレンザ(吸入)』『イナビル(吸入)』はインフルエンザウイルスが体内の細胞に入り、細胞の中で増殖した後、その細胞外に出ていくところをブロックするのだそうです。

    ・1日2回×5日間内服

    ・ウイルス検出期間は約72時間

     

    が!・・新薬の『ゾフルーザ』については、細胞内での増殖自体をブロックしてくれ、インフルエンザにかかってもウイルスが早く体内からいなくなってくれるそうです。

    ・1回飲めば治療終了

    ・ウイルス検出期間は約24時間

     

    そんなことからも『ゾフルーザ』が効果的な新薬であるということがお分かり頂けたのではないでしょうか。即効性もあり、感染時の救世主になること間違いないでしょう。因みに『ゾフルーザ』の価格は他の薬よりも500~1000円程高いようですが、お金に換えられないものはあるでしょう。

    今後、まだまだインフルエンザウイルスの流行は拡大することと予想されます。

    身体の調子がいつもと違うな、と感じる場合には早めの受診をお勧めします。

    (もしもインフルエンザに罹った時には、医師に『ゾフルーザ』の処方を相談してみて下さい)

     

    それでは皆様、お出掛けの際には感染予防をお忘れなく・・次回も宜しくお願い致します。