みなさまこんにちは。ケアプラス三津、看護師の岡田です^^
6月・・・
徐々に蒸し暑さが増してきましたので、気力・体力ともに暑さにバテないように過ごしていきたいですね。
筋肉量が減ってくる中高年齢になると、『ドライボディ』状態の人が少なくないそうです。
夏場はどうしても発汗量が増えてしまいますので、のどの渇きを感じる前に水分摂取することを習慣にしましょう。
上は水分のお話をするにあたって、四万十川には及びませんが清流が感じられる河川を撮ってきました。
ということで、
今回は水分が身体にとってどういうメカニズムなのか簡単にまとめてみました。
では最初は『水の役割』
・体温の調整・・・体に熱を蓄えます
体温が上昇した時は、発汗し皮膚から熱を逃がします
・毒素の排出・・・老廃物を尿や汗で体外に排出します
・栄養素運搬・・・栄養素は、血液中の水分によって運ばれ身体機能を活性化します
次は『水分が不足するとどうなるのか』
・血液が粘り、血流が悪くなります。ということは、血管が詰まる病気が起こりやすくなってしまいます。
・細胞の水分が失われてしまいます。代謝機能が低下してしまい、組織の動きが悪くなってしまいます。
・体調不良が起こりやすくなります。食事をしても十分に消化吸収できなかったり、便秘になったり、倦怠感を感じたり・・・
排泄や発汗、呼気から毎日2リットル~3リットルもの水分が放出されているので、ちゃんと補充が出来ていなければ、何かしらの不調は起こってしまいます。
「なんとなくしんどいな」っていう時なども、水分が取れてるかどうか思い返してみて下さい。
時々、利用者様の中に「トイレの回数が増えるから」とか、「汗をかくから」とか、そう言われる人がいらっしゃいますが「それは○○さんの体の細胞が健康の為にちゃんと働いてる証です・・仕事をさせてあげないとサボり癖がついて、だんだん働くの嫌がるようになりますよ」という旨のお話をさせていただいてます。ただ「脱水症予防ですよ」とお話しするより納得していただけるみたいです。
最近私は「しんどくならない為の、魔法の飲み物」などと比喩してお勧めしてますが、利用者様同士で「○○さんも飲む?」と声掛けて他の方の分も注がれたりと、コミュニケーションの拡がりにも一役買ってるご様子を見ると「魔法の飲み物だ、ホント」と思います。
まぁ、水分のことばかりお話しましたが・・
水分補給という基本的なところから始まり、他者との交流を楽しんでいただけるサービスの提供、個別プログラムのリハビリによる症状の改善、ご利用していただく中でQOLも回復するように・・皆様の毎日がより良くなるよう、スタッフ全員でサービス提供、支援に努めておりますので、見学や体験利用など、お気軽にお問合せ下さいませ。
では次回も宜しくお願い致します。