実績報告
  • ケアプラス大洲 リハビリ便り 「この運動で腕が挙がりやすくなりました」 大洲だより 2017年09月28日

    皆様こんにちは。ケアプラス大洲、作業療法士の山口です。

    朝晩がめっきり寒くなり、昼夜の気温差により体調は崩されていないでしょうか。体調管理が難しい時期でもありますので服装などで調整するなど気をつけて下さいね。

    さて、今回は上肢に可動域制限がある利用者様に棒体操やスリングを実施する事により可動域の改善を図った事例を紹介していきます。

    このA様は基本動作や歩行は自立しておりますが肩痛の訴えがあり、上肢の可動域制限が見られていました。また「肩が挙げにくい、少しでも楽になりたい」なども言われていました。その為、アプローチとして、まずはスリングリハビリを提供する事によって上肢の可動域改善を図っていきました。

    次に棒体操では新聞紙を巻いたものを使用し、上下・左右への動きを取り入れております。この運動により肩の柔軟性を引き出しています。

     

    その結果、これらの運動を続けることで肩の痛みが楽になったとのお声も頂いております。可動域に関しては以前に比べると若干の改善が図れておりますが、依然手を後ろに回すなどは難しいことから無理のない範囲内で行って頂いております。

     

    ケアプラス大洲ではこのように利用者様の課題に応じたプログラムを提供しております。今後も利用者様の生活改善が図れるよう様々な取り組みを行っていきたいと思いますので皆様楽しみにお待ち下さい。体験利用も随時受け付けておりますので気軽にお越し下さい。