実績報告
  • ケアプラス大洲 リハビリ便り すくみ足や小刻み歩行の対策で転倒予防! 大洲だより 2016年07月29日

    皆さま、暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?ケアプラス大洲 理学療法士の若松です。これからますます暑くなってきます。しっかりと水分補給をして脱水や熱中症に注意してください。

    さて、今回はA様の歩行についてお話させていただこうと思います。

    A様はすり足で小刻みに歩く「小刻み歩行」が頻繁に見られており、第一歩が踏み出せない、方向転換がしにくいといった「すくみ足」や、前のめりで突進するような「突進歩行」などの歩行障害が現れることがあります。

    また、これらの症状により日常生活の中で注意しなければいけないことの1つに「転倒」があります。転倒によりケガをするだけでなく、病状の悪化や認知症の悪化に繋がることも少なくありません。

    そこでA様には、まず足の振り出しを促すために「1,2,1,2,」といった声掛けをさせて頂いております。

    写真1

    しっかりとご自分でも声掛けを行い、振り出しを行っています。

    また、リハビリではしっかりと大きく足の振り出しを行えるように練習をしています。

    振り出しの練習では目標を決め、その位置まで足を持っていけるようにします。

    写真2

    歩行器の前方を目印にして一歩を振り出す練習をしています。

    写真3

    平行棒内で目印を置き、それをまたぐ練習をしています。

    写真4

    振り出した足を踵から床に着くように練習をしています。

    今回はすくみ足や小刻み歩行に対するリハビリについて紹介させて頂きましたが、ケアプラスではより快適で安全な生活を送って頂けるようにリハビリスタッフから動作手順についてのアドバイスをさせて頂いております。ご興味のある方はぜひご連絡ください。心よりお待ちしております。