実績報告
  • ケアプラス大洲 リハビリ便り 生活意欲の向上 大洲だより 2016年05月31日

    皆様こんにちは。ケアプラス大洲、作業療法士の神野です。

    ケアプラス大洲では5月より新人のリハビリ職員、理学療法士の若松さんが入職し女性3人で真面目に楽しく利用者様と一緒にリハビリを頑張っております!!

    さて、今回はカラオケ大好き♪♪Y様をご紹介させて頂きます。

    十八番は坂本九さんの「見上げてごらん夜の星を」だとか!ついつい聞き入ってしまうほどの歌声です。

     そんなY様ですが、ご自宅で転倒されてから歩行の際にどうしても目線が足元に向いてしまい、背中が曲がってきたとのことでした。また、足が挙がらず躓くことが多くなってきましたとのことでした。因みに利用当初の歩行の様子がこちらです。

    写真1

    そこで、まず体幹のストレッチをかねてスリング体操を行ってもらっています。

    写真2

    続いて徒手にて下肢のストレッチを行い、円背になるとどうしても張り気味になってしまいます。

    また、立位訓練では背中が曲がることにより足を持ち上げることが困難となる為、目線を上方にあげてもらい、その状態での足踏みをして頂いています。目線を上げるだけで背中も自然と伸びてきています。

    写真3

    現在、平行棒内では背中を伸ばして歩くことが可能となり、Y様自信の中で「目線を上に」「背中を伸ばす」という意識づけが可能となっています。

    写真4 写真5

    趣味であるカラオケの際にも声が出しやすくなったと喜んでおられました。すごく良い表情ですね。

    写真6

    リハビリの際にY様には背中が曲がっている状態と伸びている状態をタブレットにて撮影を行い閲覧して頂きました。Y様自信、「こんなに曲がっているのか!これはいかん!」と驚かれていました。このように写真や動画を利用者様に見て頂き、客観的に自分の身体状況を知ることでより理解が深まり意欲の向上に繋がります。

    写真7

    今後も趣味や好きなことを続けることができ、その人らしい生き方ができるようお手伝いをさせて頂きたいと思っております。ご興味のある方はぜひ、ご連絡ください。心よりお待ちしております。