実績報告
  • ケアプラス垣生 リハビリ便り 可動域改善 垣生だより 2015年11月06日

    皆様こんにちは!ケアプラスデイサービスセンター垣生 理学療法士の岡田です。

    朝夕の寒気が身にしみるころとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。10月は雨が少なく暖かい日が続きましたが、11月は雨ごとに寒くなっていくと思われますので、体調に気を付けて行きましょう。

     

    今回は筋電制御電気刺激装置により上肢の関節可動域が改善された利用者様についてご紹介させて頂きたいと思います。

    この利用者様の場合は更衣などの介助負担軽減を目的に8月21日から始めました。

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    当初、腕を上げる事ができる角度は90度で、左手を顔に持っていくことはできていましたが頭までは届きませんでした。

    写真2

    その後、見た目はあまり変わりないですが、1ヶ月程で95度まで上がるようになりました。変化は少ないですが効果が出始めています。

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    現在では2.5ヶ月が過ぎましたが、なんと110度まで上げることができるようになりました。

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    そして、左手が頭に届くようにもなりました。

    写真5

    これがその筋電制御電気刺激装置の子機(訓練用の端末)になります。

    筋電制御電気刺激装置とは、脳から神経を伝わってくる電気信号を皮膚で拾い、増幅して筋肉に伝える装置で、脳からの指令が弱くなっているのをアシストする機能を搭載しています。装着しながら繰り返し反復練習をすることで、今回のような結果が得られております。

    このようにケアプラス垣生では生活動作改善や介助量負担軽減などを目的に利用者様の状態や相談の上、さまざまなリハビリ提供させて頂いております。

    これから寒くなるとますます体が動かしにくくなりますが、しっかり運動をして風邪やインフルエンザに負けないよう体調を整えて元気に過ごしていきましょう。ブログを読んでいただきありがとうございました。