皆様、夜分・明け方は寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか? 天候・気候とも良くなり、ますます秋が深まっております。今回は、ケアプラス道後持田の柔道整復師 松居が利用者様のリハビリ模様についてお伝えします。
以前、洗濯物を干す際に指に力の入りくい方のご紹介をしましたが、ご覧頂き皆様観て頂けたでしょうか?
その利用者様は日々のリハビリにより『洗濯ばさみのつまみ動作』を問題無くできるようになり、在宅でも応用する事ができるようになりました。また継続してリハビリを行う事により、今では他の利用者様と楽しんで折り紙ができるようになるまでに至っております。
さて、今回はこの利用者様から『足台に乗って洗濯物を干していたら、両足で踏ん張ることができなくなってこけそうになった。』との訴えがありました。
見てみると足趾の変形もあり、土踏まずもほぼない状態になっていました。
そこで、定期的に足の裏に刺激を入れてみました(足裏マッサージ)。
本来、刺激により足指が対立(グーの形)するのですが動きが悪く、足の指の対立運動ができなかったのです。また足指で床に置いたタオルをたぐり寄せる動作も不可能でした。
そこでデイサービスでのリハビリテーション時間・自宅での自主訓練を活用し、『足指マッサージ』、『入浴時の足指の開閉運動』、『タオルギャザー(タオルを足指でたぐり寄せる練習)』を殆ど毎日根気よく実施して頂きました。
数ヶ月の経過を追い、再度タオルギャザーの精度により再評価を実施しました。
再評価時には足指も開くようになり、遅くはありますがたぐり寄せる事もできるようになっていました。また訴えであった『足台に乗って洗濯物を干していたら、両足で踏ん張ることができなくなってこけそうになった。』という点に関しても「踏ん張る事ができるようになった。」との事でした。
今後も引き続き、自宅で実施して頂けるような運動や足のケア等もお伝えして今後も引き続き行って頂きたいと思います。
私たちは身体機能だけでなく、生活の質の向上を目標に日々リハビリを提供しております。臨床では色々な方々に提供したリハビリ経過を追い、データ化するように努めており、利用者様からも満足のいく声が聞かれております。
是非、ケアプラス道後持田へお越し下さい。リハビリスタッフ一同心よりお待ちしております。