皆さまこんにちは。ケアプラス西条看護師です。
9月に入り、まだまだ暑い日が続いていますが、朝晩は少しずつ涼しくなり、秋の気配を感じるようになってきました。
この時期は、夏の疲れが残っていたり、気温の変化に身体がついていかなかったりすることで、いつもより「疲れやすい」「ふらつく」と感じることがあります。
暑い夏の間、外出や散歩を控えていた方は、知らないうちに足腰の筋力や体力が少し落ちていることもあります。
「涼しくなったから、久しぶりに歩いてみよう」と思ったときこそ、無理をせず、少しずつ身体を慣らしていくことが大切です。
転倒を防ぐために、できること
転倒というと「段差につまずいた」「床に物が置いてあった」など、足元が原因と思われがちです。
しかし実際には、疲れや水分不足、ふらつきなど、身体のちょっとした変化が転倒につながることもあります。
そこで、ご自宅でもできる転倒予防のポイントをご紹介します。
1 急に立ち上がらない
椅子やベッドから立ち上がるときは、まず身体を起こして一呼吸。
足元をしっかり確認してから、ゆっくり立ち上がりましょう。
特に朝起きたときや、長時間座っていたあと、お風呂上がりなどは、ふらつきやすいため注意が必要です。
2 足元をすっきりさせる
床に置いた新聞や電気コード、マットなど、ちょっとした物でもつまずく原因になります。
普段よく歩く場所は、できるだけ物を置かず、足元をすっきりさせておきましょう。
また、夜中にトイレへ行くことが多い方は、足元が見えるように照明を準備しておくと安心です。
3 「歩きにくい」と感じたら無理をしない
「今日はなんとなく足元がおぼつかない」「いつもより疲れている」という日は、無理に歩こうとせず、休憩を取りましょう。
体調が良い日に、短い時間から少しずつ身体を動かすことが大切です。
4 水分と食事もしっかりと
まだ暑さが残る9月は、汗をかくことで身体の水分が不足することがあります。
喉が渇いていなくても、こまめに水分を摂ることを心がけましょう。
また、食欲が落ちているときは、身体を動かすためのエネルギーも不足しやすくなります。食事が十分に摂れているかも確認してみましょう。
デイサービスでも、利用者様の様子を毎日見ながら、
「今日は少し歩くのがゆっくりだな」
「立ち上がるときにふらついているな」
「いつもより疲れているようだな」
といった、普段との小さな違いを大切にしています。
転倒予防は、特別なことをする必要はありません。
「ゆっくり動く」「足元を片付ける」「無理をしない」「水分を摂る」
そんな毎日の小さな心がけが、転倒予防につながります。
そして、もし転んでしまった場合には、「大丈夫だから」とすぐに立ち上がろうとせず、まず落ち着いて身体の痛みや動かしにくいところがないか確認しましょう。



夏の疲れをゆっくり癒しながら、身体も少しずつ秋の生活へ。
転ばないための準備をしながら、食欲の秋、運動の秋を元気に楽しみましょう
私たち看護師も、ご利用の皆様の「いつもと違う」に気づきながら、安心して毎日を過ごしていただけるようサポートしていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。