皆様こんにちは。
ケアプラス大洲、看護師の坪田です。
春の暖かい陽気に誘われ、外出の機会が増える季節になりました。しかしこの時期、実は高齢者の「ふらつき」や転倒が増えやすいことをご存知でしょうか。
今回は活動量が増える時期だからこそ、転倒予防についてお伝えしたいと思います。
■なぜ春はふらつきが起きやすいの?
1 寒暖差による血圧変動
朝晩は冷え込み、日中は暖かい。
この気温差が自律神経に影響し、血圧が不安定になります。
2 冬の運動不足の影響
冬に活動量が落ち、下肢筋力が低下。
急に動き出すことでバランスを崩しやすくなります。
3 脱水傾向
「まだ暑くないから大丈夫」と水分摂取が少なくなりがち。
軽い脱水でも立ちくらみの原因になります。
4 環境変化のストレス
新年度で生活リズムが変わる方も。
精神的ストレスも自律神経を乱します。
■予防のためにできること
1 ゆっくり立つ習慣
「1・2・3で立ちましょう」と声掛け。
2 座位での足踏み運動
立つ前に10回足踏み→血流アップ。
3 こまめな水分制限
一気にではなく、少量を回数多く。
4 下肢筋力アップ体操
椅子からの立ち座り練習(無理のない回数で)。

最後に、ふらつきは一瞬ですが、その背景には血圧変動や筋力低下などさまざまな要因が隠れています。春の体調変化を踏まえた観察と日々の小さな気付きと予防的な関わりを大切にしながら、安全で笑顔あふれる毎日になりますように。