皆さんこんにちは!
ケアプラスデイサービスセンター新居浜 理学療法士の渡邊です。
12月も半ばに入り、今年も残すところわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今月のリハビリ便りは、ロコモティブシンドロームと転倒予防についてについてご紹介致します。
『ロコモティブシンドローム』とは、体を支えたり動かしたりする組織である、骨、関節、筋肉、神経などの運動器(locomotor system)の障害により、「立つ」「歩く」といった移動機能が低下した状態を指します。
これが転倒の原因になります。
特に筋力やバランス能力が低下すると、転倒のリスクが大幅に増加し、大腿骨という骨の骨折にもつながります。
『ロコモティブシンドローム』には「7つのロコチェック」というものがあり、1つでもチェックがつくと、『ロコモティブシンドローム』の可能性があると言われています。

このロコモティブシンドロームと転倒を予防するための具体的な方法2つを紹介します。
1つめは、『運動』です。
運動の中でもスクワットと片脚立ちが効果的です。
スクワットはお尻の筋肉の多くを占める大殿筋、太ももの前を覆う大腿四頭筋、太ももの後ろを覆うハムストリングス、ふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋、背中の筋肉である脊柱起立筋を鍛えることができます。
これらの筋肉は歩行時にすべて活動するため、鍛えることで転倒予防につながります。

次に片脚立ちです。
片脚立ちはバランス感覚の向上と骨粗鬆症の予防に効果的です。
片脚立ちをすることで足と床の接地面が小さくなるため平衡感覚が必要になりバランス能力が向上します。

2つめは、『栄養』です。たんぱく質、カルシウム、ビタミンⅮが重要です。
筋肉は、水分を除くと80%がたんぱく質からできています。
たんぱく質は肉、魚、卵、大豆製品などに含まれていますので、この季節が旬であるブリやタラやヒラメなどを主食に食べてみてください。
骨は、70%がカルシウムでできています。
ビタミンⅮは骨の主成分であるカルシウムの吸収を助け、骨を丈夫に保つために不可欠な栄養素です。
カルシウムは乳製品や小魚に含まれ、ビタミンⅮは、きのこ類や魚介類に含まれていますので、牛乳を飲んでいただいたり、おやつに小魚などを食べてみてください。
この『運動』と『栄養』が丈夫な運動器をつくるために重要と言われておりますので、ぜひ実践してみてください。
運動器が丈夫になることで転倒予防に繋がり、骨折のリスクなども減少させることができます。
ケアプラス新居浜では、これからもご利用者様の健康な体づくりを支援して参ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。