実績報告
  • ケアプラス三津 リハビリ便り 新聞紙を用いたリハビリ 三津だより 2025年10月13日

    皆さんこんにちは。ケアプラス三津 作業療法士の田村です。

     

    秋祭りも終わり、朝晩の冷え込みが厳しくなってまいりましたね。

    日中との気温差で体調など崩されないよう、上着などで体温調整を行ってくださいね。

     

     

    さて今回は、ケアプラス三津で実施しているリハビリの取り組みの一部をご紹介します。

     

    ご紹介する方は、脳梗塞の影響により右手の痺れと使いにくさがあるA様です。

     

    そこで、身近な物品である新聞紙を使用し、このようなリハビリを実施しています。

     

    • 新聞紙を丸める動作です。両手の力のコントロールなどを目的に行います。

     

    • 丸めた新聞紙のしわを伸ばしていく動作です。片手は抑え手としての役割をもう片方の手は新聞紙のガサガサとした感覚を手の平から感じ、両手の協調的な動きを引き出しています。

     

    • 新聞紙を破る動作です。新聞紙を抑える手と破く手の力加減が嚙み合わないと新聞紙を破ることはできないため、両手の協調的な動きが求められます。

     

    今後も様々なリハビリを実施して頂くことで少しでも手指の動きが改善され、食事や書字などの日常生活活動が行いやすくなるように、改善点などがあれば修正をしていきたいと思います。

     

    このようにケアプラスではご利用者様一人一人に合わせたリハビリを実施し、ADL・QOLの向上に向けた取り組みを行っています。気になる方は是非一度見学へお越し下さい。心よりお待ちしております。