皆様こんにちは。ケアプラス新居浜、看護師の藤田です。
爽やかな秋晴れの日々が続くこの頃、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、睡眠の質を向上させるチャンスでもある秋に、快眠のポイントについて紹介させていただきます。
秋にぐっすり眠れる理由の一つとして、気候の良さがあります。更には、温度や湿度のみならず、秋の夜長の日照時間の短さも要因となります。私たちが夜に眠くなり、朝に目覚めるのはサーカディアンリズムという体内時計に基づきますが、日光を浴びることで体内時計がリセットされるのと同時に、夜眠るために必要なメラトニンというホルモン物質が分泌されやすくなります。
温度も湿度も、日照時間も睡眠に好影響をもたらす秋に良質な睡眠を取り、夏の疲れをリフレッシュ!というわけで、いくつか快眠のポイントを挙げさせていただきます。
1 寝室の環境
騒音対策には厚め&レースの二重カーテンを、外の光をブロックするには、遮光カーテンを使用しましょう。室温は20℃前後で、暑すぎず寒すぎない快適な温度を保ちましょう。
2 規則正しい食生活
空腹のまま寝ないようにしましょう。朝食は和食にすると夜に眠気が訪れやすくなります。昼食は炭水化物を摂りすぎないようにし、肉、魚、卵などのタンパク質や野菜などの食物繊維を多めに、夕食は寝る4時間前までに消化の良い食べ物を心がけましょう。
3 就寝前の水分補給
寝ている間は、およそコップ1杯分の汗をかきます。体の水分が不足すると血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まりますから、就寝前に水分補給をすることが大切です。お茶やコーヒーでもカフェインレスなら良いかというと、カリウムなどに利尿作用があるので避けること。常温の水を飲むようにしましょう。
4 寝床での考え事
昼間の悩みを寝床に持っていかないようにしましょう。心配した状態では、寝つくのが難しくなる上、寝ても浅い眠りになってしまいます。
いかがでしたでしょうか。過ごしやすい秋の夜の時間を快適な睡眠のために活用していただければと思います。最後に、先月開催されたイベントの様子をお届けします。秋の味覚!ぶどうの制作や運動会がありました。皆様の笑顔がとても素敵でした。



朝晩の冷え込みが秋の訪れを感じさせてくれますが、風邪などひかれないよう、体調には十分お気を付けください。