実績報告
  • ケアプラス大洲 リハビリ便り 歩行状態が良くなりました! 大洲だより AIチェックリハビリ 2025年01月10日

    ケアプラスデイサービスセンター大洲、理学療法士の栁です。

    皆様、新年明けましておめでとうございます。

    今年も宜しくお願い致します。

    年末年始と寒い日が続きましたが、皆様どのように過ごされたでしょうか?

    インフルエンザやコロナウイルス等も流行しています。

    帰省の影響もあり、今後も流行は続くかと思われますので、皆さま体調には注意して頂けたらと思います。

     

    さて、今回は持病の影響で左半身の動かしにくさ、左側への認識の低下が見られたご利用者様のリハビリの様子をご紹介します。

     

    持病の影響にて、身体の左側への認識が低下しており立位や歩行時の姿勢崩れが著明に見られていました。

    歩行時には身体の左側が接触することが多く、ご自宅でも転倒されたことがあります。

    左足の筋力低下も見られており、左足へ体重が掛かりづらい状態です。

    左足の引っ掛かりも見られています。

    歩行速度は低下しており、バランス検査では大きく減点も見られていました。

     

    今回は利用開始から約1年間のリハビリにて歩行時の接触頻度が減少し、歩行時の姿勢や歩容の改善に繋がった症例を報告します。

     

    リハビリとしては、まず姿勢の改善を目的に机上課題や各姿勢にて静的・動的場面での姿勢フィードバックを行いました。

    ご自宅での自主訓練もお渡しし、ご家族様の協力も得ながら姿勢崩れへの認識を促しました。

    その結果、AIチェックリハビリにて姿勢の改善が見られ、左側への注意や歩行時の接触も軽減しました。

    机上での検査に関しても最初は大きく減点が見られていましたが、現在は減点無く課題を遂行出来ています。

     

     

     

    次に歩行動作へのアプローチとしては、左半身中心とした筋力訓練を実施しました。

    立位での動作訓練も積極的に実施しています。

    歩行訓練として歩行動画を撮影しつつフィードバックを行ったり、障害物を置いて避ける様に歩いたり等を行っています。

    その結果、左足の筋力や体幹部の安定性も向上し歩行周期を通してふらつきや姿勢崩れは軽減しています。

    ご自宅での接触回数も減少し転倒も無く過ごせている状況です。

     

     

     

     

    ご利用者様も自主訓練は積極的に実施して頂いております。

    姿勢の点数が大きく向上したことも大変喜ばれておりました。

    今後もリハビリを継続して頂き、ご自宅での生活やケアプラス大洲のご利用を続けて頂けたらと思います。

    このようにケアプラスでは、ご利用者様の状態や要望に合わせた支援を行っております。

    不安に思われることは、ぜひ相談して頂けたらと思います。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。