実績報告
  • ケアプラス垣生 リハビリ便り ~姿勢評価をもとに~ 垣生だより AIチェックリハビリ 2024年11月22日

    皆さんこんにちは。

    ケアプラス垣生、柔道整復師の越智です。

    11月の後半になり気温が下がり寒くなってきましたね。

    手洗いうがいをしっかり行い感染対策していきましょう!

     

    今回は姿勢評価を用いた方で姿勢に良い変化があった方をご紹介します。

    ご紹介するご利用者様ですが、

    5月の段階での姿勢評価の写真ではD判定、39点。

    全身、上・下半身は右に傾いています。

    肩の高さ、首・胸・腰の位置も右に傾いています。

    また、重心の位置は右後方にあり、右半身に負担が掛かりやすくなっています。

    このご利用者様は時折左半身の痺れや膝折れがあると言われます。

    また歩行時のふらつきがあり重心移動が上手く行えず関節の動きの悪さや全身の筋力・バランスの低下が考えられます。

    普段は歩行器を使用して移動を行っています。

    転倒しないよう腕や肩に力が入っている為、肩甲帯周辺の硬さも認めました。

     

     

     

    姿勢評価をもとに肩甲帯周辺や下肢を中心とした全身のリラクゼーションを行いました。

    全身のバランス向上を図る為スリングリハビリ

    下半身をより鍛える為エアロバイク

    腹筋やハムストリングスも硬いと考えられる為ハムストリングスを中心としたストレッチや腹筋・背筋のトレーニングを無理のない範囲で行いました。

    歩行訓練では平行棒内での歩行練習や振り子運動を行いました。

    また歩行練習の際に鏡を利用し腰を起こした姿勢の意識付けの助言を続けました。

    このような訓練を行い、11月に再度姿勢測定しました。

     

    D判定、39点。

    点数は変わりありませんが全身、上・下半身の傾きが改善された姿勢になっています。

    また、肩の高さ、首・胸・腰の左右位置ずれが改善されています。

    重心の位置はやや右前方ではありますが正中に近い位置になっています。

    左半身の痺れや膝折れ、肩甲帯周辺硬さも認めた為、筋力強化など行い全身の筋力・バランス向上により柔軟性も見られ姿勢評価の向上に繋がったと思います。

    さらに歩行時のふらつきも軽減し安定した歩行が行えています。

     

     

     

    今後も、この姿勢評価を用いて、さらに良いリハビリが提供できるようご利用者様と情報共有を行い、経過を追っていきたいと思います。

    このようにケアプラスでは利用者一人一人の生活課題や姿勢など悩みにあったリハビリテーションが提供できるようにスタッフ一丸となって取り組んでおります!

    気になるという方は是非見学や体験利用をお待ちしております!