実績報告
  • ケアプラス道後持田 リハビリ便り 悩み相談の解決例 道後持田だより 2015年06月25日

    皆様、蒸し暑い梅雨時期、いかがお過ごしでしょうか。

    道後持田の柔道整復師の松居です。

     

    今回は私が対応した日常生活における悩み相談の解決例をお伝えします。

     

    利用者様のお悩みとは・・・「自宅で洗濯を干している時、洗濯ばさみが思うように掴めず不思議に感じた」との事でした。指の形はというと・・・

    写真1

    どこから直そうか・・・と悩みました。そこでピンチ動作の評価を行った結果、

     

    母指の対立運動-(マイナス)

    前腕の筋緊張++(2プラス)

     

    また視診では全身に力が入っている様子も伺えました。

     

    そこでリハビリでは母指に付く筋肉と関節の調節から行っていきました。

    次に母指以外にもピンチ動作を阻害している要素があると考えた私は、前腕・肩甲骨周囲筋群も

    非常に非常に筋緊張が高くなっていることが判明。動作が思うように遂行できないことで更に筋緊張が高まっているような状態でした。

     

    そこで前腕筋群と肩甲骨周囲筋群への身体的アプローチと筋緊張を助長しない動作指導を追加した結果、指の形やピンチ動作は、

     

    母指の対立運動++(2プラス)

    前腕の筋緊張±(プラスマイナス)

     

    までに回復を図ることができました。

    写真2

    また、このようにスムースに洗濯ばさみも摘めるようになりました。

    写真3

    現在、母指の変形は少し残ってはいますが、生活動作においては不自由さはなくなったと仰られています。

     

    道後持田では、利用者様のお悩みを真剣に聞き入れ、的確なアプローチを提供できるリハビリスタッフが多数在籍しております。

    是非、日常生活に不自由に感じられている方は一度体験利用にお越し下さい。