実績報告
  • ケアプラス大洲 リハビリ便り AIチェックリハビリを用いた評価と介入の一例 大洲だより AIチェックリハビリ 2022年12月05日

    皆さんこんにちは、機能訓練指導員の長谷部です。

     

    寒さが厳しい季節となりました。身体を動かすことが億劫になると姿勢が猫背になりやすくなります。姿勢が悪くなると腰痛や肩こりの原因になりケガのリスクが高くなりますので気をつけましょう。

     

    今回はAIチェックリハビリを用いて姿勢改善が認められたF様が実際に行っている運動プログラムと今後のリハビリ目標について一部ご紹介します。

     

    まずは下肢のストレッチを行い筋肉の緊張をほぐします。筋肉の緊張をほぐすことでケガの予防にもつながります。

     

     

    次に脚の曲げ伸ばし運動を徒手による負荷をかけて行うことで脚全体の筋力を向上させて立位保持の安定性を向上させています。曲げ伸ばしの運動を行う際は膝が開かないように注意して行います。

     

     

     

    O脚を改善するために脚の内側を鍛えるトレーニングを行っています。

     

     

    最後に体幹のバランスを向上するためにお尻上げ運動による筋力トレーニングを行っています。上げたお尻を下げるときに速い動作ではなくゆっくりとした動きで行ってもらうように指導しています。

     

     

    これらの運動プログラムを実施し3ヶ月前のAIチェックの評価と比較したものが次の写真になります。

     

     

    リハビリにより上半身の左右の傾きやO脚の軽減を図ることが出来ました。今後のリハビリでは下肢筋力の維持を行いながら上肢筋力のバランスも向上できるように背筋の筋力を向上させて猫背の改善を目標に機能訓練を行いたいと思います。姿勢の改善は運動プログラムだけでなく生活の中の意識が大事になってきます。ご飯を食べるときや歩いているときなど生活の中で姿勢を意識してもらうと改善が見られやすいので皆さんもぜひ姿勢を意識した生活を行ってみてください。

    年末に向け多忙になっていく時期になってきますが体調を崩さないようにリハビリを頑張っていきましょう。