皆さん、こんにちは。
ケアプラス垣生 作業療法士の福田です。
最近暑い日々が続いていますね。
皆様は熱中症や体調の変化などに気をつけていきましょう。
今回は、ソックスエイドとワイヤーハンガーの自助具を使用して靴下を履く動作の再獲得に繋がったA様について紹介させて頂きます。
ソックスエイドってなんですか?という疑問があると思います。
ソックスエイドは、何らかの原因により屈めない、足が上がらない等の問題により靴下が履けない方に適応する自助具です。

A様からは、「身体の柔軟性や膝や腰の痛みあり前傾姿勢をとることができない、また足を上げることができず靴下を自身で履くことが難しい」との相談を受けました。
その為ソックスエイドを作成し、お渡ししました。



そこで問題点が、、、足のむくみがあり、踵まで綺麗に上がりませんでした。
踵部分を引き上げられたらと思い、ワイヤーハンガー伸ばしたものをお渡ししました。

最初は慣れない様子ありましたが、徐々に慣れてこられている様子です。以前よりは痛みなく履くことが可能となりました。訓練中に見えた自助具の改善点とA様からの意見を考慮しつつ、今後も改良を重ねていきます。
今回、自助具により自分自身でできることが増えた事で、リハ意欲の向上に繋がり、活動意欲の向上に繋がったと思います。
今後もA様にだけに限らず、より多くのご利用者様にも出来るようになる実感を味わって頂き、QOLの向上や生活のサポートを行っていきたいと思います。ケアプラスでは見学・体験受付を随時行っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。