みなさんこんにちは。
猛暑が続く昨今いかがお過ごしでしょうか。ケアプラス今治の看護師川下です。
この時期になると、食欲の低下や体が重くだるいなと感じることはありませんか?
こうした体調不良は、冷房の効いた部屋と外の温度との寒暖差、気圧の変化や高温多湿な天気、暑さによる睡眠不足などとともに、食生活が関係すると言われています。
今回は、夏に増えがちな体調不良の対策について食事のポイントに絞ってご紹介したいと思います。
<こまめな水分補給>
夏は気づかないうちにも多くの汗をかきます。だるさや疲れを感じる前に、こまめに水分補給をしましょう。朝起きたときはもちろん、運動中やその前後、入浴の前後、就寝前など、喉が渇く前に水分を摂りましょう。ただし、砂糖や果糖ブドウ糖液糖などの入っている飲み物は血糖値が急上昇し余計に喉が渇きますのでおすすめ出来ません。嗜好品として飲むことにとどめておき、水分補給は水やお茶などを意識しましょう。
ケアプラス今治では食事やおやつの時間以外にもリハビリの合間や体操の前後などこまめに水分補給をしていただいております。
<夏野菜を食べる>
スイカ、きゅうり、トマトなど、夏が旬の食べ物は、汗をかくことで失われがちなカリウムや水分を含んでいます。ビタミンCも豊富に含まれていますので、暑さにストレスを感じる方は、夏野菜を意識してとるようにしましょう。
特にスイカの水分量は89.6%もあり、野菜や果物の中でもトップクラス。しかも、自然な糖質を含む水分が身体への吸収率を高めてくれるため、効率よく水分補給するのにオススメの食材です。ただし、糖分が多いのも事実なので食べ過ぎには注意しましょう。
抗酸化作用を持つリコピンやシトルリンも含まれており、老化や動脈効果などを予防する効果が期待できます。
<温かい汁物を食べる>
冷たい食べ物は胃腸を弱らせる原因になります。夏でもできるだけ温かいものを食べるようにしましょう。お味噌汁にするならぜひ豚汁に。豚肉や大豆製品には疲労回復を助けるビタミンB1が含まれており、ネギに含まれるアリシンと一緒に摂ると体に吸収されやすくなります。汁に溶け込んだナトリウムやカリウムなどのミネラルもそのまま食べられますね。
暑さが厳しい日は、適度にカラダを休めながらしっかりと食事から栄養をとって、夏の体調不良に気を付けましょう。