実績報告
  • ケアプラス道後持田 看護師便り~花粉症のはなし~ 道後持田だより 看護師だより 2022年05月04日

    皆様こんにちは、道後持田の看護師です。

     

    依然コロナウイルスも落ち着く事無く、規制のない連休を迎えました。先日、愛媛県も100人を切る状況もありましたが、この連休でたくさんの人の往来が予想され、感染拡大の不安もあります。特効薬でもあればこんなに不安になる事がないのですが、現状対症療法しかなく今後何か治療が変われば良いなと思っております。

     

    さて、この時期、花粉症に悩まされている方も多くおられるのではないでしょうか?

     

     

    花粉症とは・・・スギやヒノキが原因で発症するアレルギー性鼻炎、結膜炎を言い、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血などの症状があります。原因としては各地方で変わりがありますが関東ではスギ花粉、関西ではヒノキ、北海道ではスギ、ヒノキが少なくシラカンバ属が多いと言われているようです。時期としては3月~5月の間花粉が飛散するようでその間症状に悩まされる事が多いようですね。

    症状は先程少し触れましたが、鼻水、鼻づまり、くしゃみが最も多くその他、目のかゆみ、充血、目やに等がありあまりにも症状が重症になると集中力の低下、不眠などを引き起こし生活に支障をきたすほどになります。

    治療に関してもアレルギーが完治することは難しいようで、薬物、外科療法、免疫療法があるようです。重症になってからでは効果は低下するとも言われており、初期に治療することがお勧めです。

     

    日常のケアとしては、鼻腔に入った花粉を生理食塩水などを使用し洗い流す。水道水では逆に鼻の粘膜を傷つけてしまう可能性があるので使用しないようにしましょう。鼻水、くしゃみがでると鼻をかむ回数も頻回になりますので、粘膜も傷がつく事があります。鼻をかんだ後は保湿剤等塗布し炎症を防止しましょう。後部屋が乾燥していると鼻の機能も低下し症状を招きますので、湿度も注意する必要があります。

    眼に関しても、乾燥を防ぎ適宜症状の誘発を防止すると良いでしょう。市販薬で眼洗浄薬も売っているので鼻同様洗浄すると緩和されるようです。後、最近ではパソコン、スマートフォンを観る機会も多くなっております。ドライアイの原因となり症状の誘発になりますので休息を挟む、適宜目薬を使用するなどしてドライアイも予防しましょう。

    花粉は目、鼻だけでなく全身につきやすいので帰宅後は花粉を振り払うなどして家に持ち込まないのも症状緩和のひとつだと思います。

     

     

    コロナも花粉症も風邪のような似た症状です。どちらか判別も難しい時もありますので適切に病院受診するのも良いでしょう。

     

    まだまだ寒暖差が激しかったり衣服の調節も難しい時期です。

    体調崩されないようお過ごしください。