実績報告
  • ケアプラス垣生 リハビリ便り~箸の操作性向上と認知機能面へのアプローチ~ 垣生だより 2022年02月18日

    皆さん、こんにちは

    ケアプラス垣生の機能訓練士、福田です。

     

    今年も是非垣生の福田をよろしくお願いします。朝晩の寒暖差が激しく風邪をひいてしまう方も増えてくると思います。

    これからインフルエンザやコロナが流行しているので皆さんもうがい・手洗いはしっかり行い予防していきましょう!!

     

    今回は、「お箸でご飯を食べたい」と訴えあり、ご自宅リハビリパックを使用し上肢、手指機能の操作性と巧緻性維持・向上を図ると共に

    認知機能面へのアプローチを提供させていただいたS様についてご紹介させていただきます。

     

    人差し指と親指の動作が硬く、ケアプラスご利用開始当初はお箸を使わず、スプーンやフォークで食事をしていました。

    しかし、リハビリや自主練習により、不安定性はあるもののお箸の使用が可能となってきました。

    更なるレベルアップを図るために、ご自宅リハビリパック「手の動き良くしようグッズ」を提供させて頂きました。

     

    最初はセラピストと一緒に行うことで徐々にスムーズに行えるようになってきました。

    週一回デイでのリハビリとご自宅リハビリパックを使用した自宅での自主練習により箸操作の安定性と巧緻性の向上に繋がりました。

     

    また箸操作の練習と共に指等をフル活用する事で脳の血流量を増加し活性化を促しました。

    記憶や学習をつかさどる大脳の「前頭前野」、運動の命令を出す「運動野」、位置情報を判別する「頭頂葉」など脳の広い領域で普段より

    活動が活発になることにより認知機能面の維持・向上に繋がる働きかけができています。

     

    今後もS様にだけに限らず、より多くのご利用者様にも出来るようになる実感して頂き、QOLの向上や生活のサポートを行っていきたいと思います。

     

    ケアプラスでは見学・体験受付を随時行っておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。