実績報告
  • ケアプラス道後持田 看護師便り~マスクと脱水~ 道後持田だより 看護師だより 2021年06月02日

    皆さまこんにちは、道後持田の看護師です。

    ここ最近気温差も激しく体調崩されたりしておりませんか?コロナ禍での生活も今のところ変化はなく、未だ感染対策が必要にありますね。外出時は必ずマスクを着用し、逆に着用しないと落ち着かないくらいになりました。

    そこで、気をつけたいのが脱水です。

    脱水は悪化すれば血液に影響を及ぼし、血栓など引き起こし重大な病気に繋がる可能性もあるのです。特にこれからの季節は気温、湿度も上がってきて汗や体液を失われやすく、また高湿度の時、汗は蒸発しにくく体温調節も上手くコントロール出来ず、熱がこもりやすくなります。たかが水分不足と思われがちですが、ホントは怖い事なのですね。

    また今年も感染対策のため、マスクを着用しての生活は欠かせない状況下で、脱水のリスクはより高まると思われます。マスクを着用していると、口腔内は熱が溜まりやすくなっており、湿潤しているせいか、喉の渇きも感じにくなると言われてます。特に高齢者は普段でも喉が乾きにくいと言われている中で、マスクの着用でますます脱水のリスクが高まります。

    どこに行ってもマスクの着用となる今、外してはいけない!という考え方になり、知らず知らずのうち水分を摂らなくなってしまうのです。対策としては、めまい、立ちくらみ、不快感など軽度の場合は涼しい場所に移動し身体を冷やすと同時に塩分の含まれる飲み物を飲用しましょう。

    それでも改善されない、また頭痛や嘔吐、意識がハッキリしない場合は受診をお進めします。病院で適切な治療を受けて症状を改善することが大事です。特に高齢者は脱水になりますいという事で、特に努めて水分を取る必要があります。

    喉の渇きを感じなくてもこまめに水分を取る事。一気に水分を摂るのではなく少しずつをこまめに摂るよう心がけましょう

    充分な距離を保てる場合はマスクを外しましょう。

    体に熱がこもらないよう、衣服の調節、室温、湿度管理を行う。

    最近では冷汗素材の衣類、タオルなど豊富に売ってますので上手に取り入れても良いかもしれません。

     

    今年もコロナ禍での夏到来。元気で今年の夏をお過ごし下さいませ。