実績報告
  • ケアプラス道後持田 看護師便り~五月病のはなし~ 道後持田だより 看護師だより 2021年05月05日

    皆様こんにちは、道後持田の看護師です。

     

    コロナウイルスはいまだ落ち着く事なく、感染拡大地域では緊急事態宣言が

    なされ、せっかくのゴールデンウイークですが外出も規制され今年も

    我慢の連休となっております。

     

    愛媛県下でも感染者は毎日多数報告があり、松山市において

    蔓延防止等重点措置を実施する地域となり感染対策は十分に実施

    しなくてはなりません。

    ・外出する際は原則家族のみとし外出の回数も可能な限り減らしましょう。

    ・混雑する場所、時間は避け人との接触を避けましょう。

    ・感染対策(マスク、手指消毒、アクリル板、ソーシャルディスタンス等)

    が行われていない飲食店は利用しないようにしましょう。

    ・県外への不要不急の外出の自粛

    ・会食は4人以下で短時間、席の間隔を充分に取り先程も述べましたが

    感染対策の実施しているお店を利用するようにしましょう。

    去年は全国区で緊急事態がなされていましたが、きっと今年には

    コロナも落ち着いているのだろうと思っておりましたが、今のところ

    落ち着く気配がありませんね。

     

    ワクチン接種も始まり、今後は減少することを願うばかりです。

     

    さて

    5月に入りましたが、何だか気分が滅入る事ってありませんか?

     

    「5月病」って耳にすることがあると思います。5月病って正式な病名

    ではなく、医学的には適応障害、うつ病等言われたりします。

    症状としては、気分が落ち込む、体調不良、うつ症状、憂鬱

    物事にやる気が出ない、不眠、考える事が出来ないなど多岐にわたります。

     

    ではどんな人が五月病に罹りやすいかというと、誰でもかかる可能性はあります。春はどうしても環境の変化があったりしますよね。転居、進学等

    新しい環境が始まり知らないうちにストレスが溜まってしまいます。

    このストレスを上手に解消できる人は良いのですが、溜め込みやすい人は要注意です。真面目、几帳面、責任感が強い方は特に気を付けた方が良いと言われております。

     

    予防法としては

    重要なのはストレスをため込まない事です。

    ・何か趣味がある方はその趣味を続けストレスを発散しましょう。

    ・引きこもりがちにならず無理のない範囲で運動を行い健康な身体作りに

    心がけましょう。

    ・生活のリズムを整え、十分な睡眠をとるようにしましょう。

    ・新しい環境でのストレスを感じる場合は一人で悩みをため込まず

    同じ境遇の仲間を探し、悩みを共有しストレスの解消に繋げましょう。

     

    それでも長く症状が続く場合はかかりつけ医に相談し適切な治療を受けましょう。

    簡単ではありますが、お話は以上になります。

     

    引き続きコロナに負けず生活を送って頂けたらと思います。