実績報告
  • ケアプラス北宇和島 ~看護師便り~ 『加湿の効果』 北宇和島だより 看護師だより 2020年11月14日

    皆さま、こんにちは。

    11月も中旬に入り朝晩の寒さがより強くなってきました。

    送迎の際も、朝晩寒いねと言った会話が増えています。送迎時の太陽の暖かみがありがたく感じる季節です。

    これから、寒くなるとともに気になってくるのが乾燥です。

    乾燥しないよう必要なことは…

    そう、加湿です。

    冬は乾燥するということはわかるけど、加湿するとどんな効果があるのかや、

    本当に効果があるかなど疑問に思うことも多いですよね。

    私自身も乾燥しているというのは感じながらも、加湿が必要なのか疑問に思っていました。

     

     

    それでは加湿することでの効果には、どのようなものがあるのでしょう。

    まず湿度とは空気中に含まれる水分量のことで、湿度によって快適度も変わります。

    普段湿度について特段気にすることもないと思いますが、

    特に乾燥する冬場は肌のカサつきを感じたりと、空気が乾燥していると感じることが多いかと思います。

    具体的な数値は冬の乾燥する時期にエアコンで暖房をつけると湿度は25~40%近くまで低下します。

    40%を下回ると様々な影響が出てきますので、加湿することによる効果についてご紹介いたします。

     

     

    ■加湿することで健康を維持

    湿度が40%を割り込んでくるとインフルエンザウイルスなどのウイルスが活発になると言われています。

    よく病院の待合室は加湿器により加湿されているのを見かけることが多いと思いますが、

    これもインフルエンザの感染を防ぐ為に実施しているのです。

    さらに喉や鼻が乾燥すると鼻や喉の粘膜が傷つき、そこから雑菌が入り込んで風邪を引きやすくなります。

    もちろん加湿していれば安心ということにはなりませんが、できる限り対策はしておいた方が良いですよね。

    さらに冬は風邪にかかりやすい時期でもあるので、加湿することで健康を維持することに繋がります。

     

    ■加湿することで暖房効果を上げる

    加湿することでの最大のメリットは暖房効果を高めることができる点です。

    「夏は高音多湿で暑い」と言うのをよく聞くかと思います。湿度は体感温度に大きく影響するのです。

    湿度による体感温度の違い

    例えば、室温24℃で湿度が35%と55%の場合、湿度55%の方が体感温度が3〜5℃高く感じるのです。

    湿度20%の差で体感温度3〜5℃の差です!

    これは非常に大きな違いですね。

     

    ■加湿が必要な場合とメリット

    加湿が必要な場合は冬の暖房にエアコンを使用している場合です!

    エアコンの暖房で湿度が下がる理由

    湿度は大気中に含まれる水蒸気の量のことです。

    大気中の水蒸気の量は温度によって変化し、空気は温度が高いほど多くの水分を含むことができます。

    その為、夏は多湿となり、冬は乾燥します。

    エアコンで暖房を使用すると、室温だけを上げるので空気が含むことのできる水蒸気の量は増えているのに水分が供給されず、湿度がさらに下がるのです。

     

    加湿することのメリット

    ・ウイルスを不活性化

    ・鼻と喉の粘膜を乾燥から保護

    ・湿度上昇により体感温度アップ

    ・体感温度アップによりエアコンの消費電力削減

    これだけのメリットがあれば使わない理由はないですよね。

    エアコン使用などにより室内の湿度が40%ほどになる場合は50〜60%まで加湿することをおすすめします!

     

    冬は、暖房にエアコンを使う方が多いかと思いますが、合わせて加湿が必要です。

    暖房はエアコンを使用して、さらに寒さが苦手な私にとって、加湿による体感温度の上昇は驚くべき効果と言えます。

     

    部屋の加湿は濡れたタオルや洗濯物を干すことでも代用できます。

    これから、インフルエンザが流行る時期になります。

    感染予防の為にも加湿を気にかけ元気に冬を過ごせるよう努めましょう。