実績報告
  • ケアプラス道後持田 看護師便り~水中毒ってなに?~ 道後持田だより 看護師だより 2020年09月09日

    皆さまこんにちは。道後持田の看護師です。

    9月になりましたが、まだまだ日中は気温も高く暑い日が続きます。近隣の学校では体育祭の練習に気合が入り元気な声が聞こえて、秋を感じながらも今年はコロナ禍での開催という事で、異例の体育祭になるんだろうなと少し物悲しさを感じたりもします。

     

    さて、連日暑いなか、水分は充分に注意しながら摂っていると思いますが、ここで気をつけたいのが水中毒です。

    水は生きていくうえで必要なもので、1日2.5リットルの水分を摂らなければならないと言われております。2.5リットルって多く感じると思いますが、1日なんだかんだでこのくらいの水分量が消失されるので、消失された水分は補わなくてはなりません。しかし、必要以上の水分を摂ることにより逆に水中毒になる恐れもあるので、気をつけて頂きたいのです。

     

    水中毒とは・・・

    一気に水分を摂ることで低ナトリウム血症という状態になります。

    低ナトリウム血症になると軽度では目眩や頭痛、頻尿、疲労感、浮腫などが挙げられ重度にると、痙攣、精神錯乱、意識障害、呼吸苦、うっ血性心不全など危険な状態に陥ります。

     

    ではどれくらいの量で水中毒なのでしょうか?

    その時の環境や体格差などでも個人差はありますが、短時間で1リットル以上水分を摂ることは避けましょう。少量を数回に分けて飲むことが身体に負担がかからないと言われてます。

    軽度の場合はしばらく横になり安静にしましょう。重度になると病院受診し適切な治療が必要となります。水中毒かな?という時は水分制限のほか塩分の補充が必要です。しかし急速に塩分を補充すると脳の損傷を招く恐れがあるので時間をかけて少しずつ摂ることが大切となります。

    予防法としては一度に水分を摂ら数回に分けて下さい!合間で塩分を含む物も取りましょう!

    水分だけではどうしても塩分が不足してしまい低ナトリウム血症を引き起こしかねないです。ナトリウムを含む飲料を摂ることで低ナトリウム血症を防ぐ事が出来ます。

     

    水分は必要不可欠ですが、取りすぎによる事が原因で体調を崩すケースもあるというお話でした。

    水中毒以外で、多飲が一つの症状として他の疾患も隠れている事があります。何にせよ、異変を感じたら見過ごさないよう適切な対応をお願いします。