実績報告
  • ケアプラス学習療法便り 2019年6月号 道後持田だより 2019年06月29日

    ケアプラス学習だより 2019年6月号

    こんにちは!ケアプラス道後持田の学習療法マスターの中村です。
    今年も半分が過ぎようとしており、先週末には初夏の風物詩の一つ、田植えが多く見られておりました。
    そろそろ梅雨入りの時期ですね!これからムシムシして過ごしにくい季節に入り、体調も崩しやすくなりますので十分に気を付けてください。

    さて、ケアプラス道後持田では、先月より学習療法を開始されましたM様をご紹介させていただきます。
    本人様より、物忘れが多くなってきたので学習療法を始めたいとの申し出がありました。先月末に学習開始に先立ってまず、FAB(前頭葉機能検査)とMMSE(認知機能検査)を行って認知の程度を把握し、読み書きと計算のレベルを診断する検査を受けていただきました。
    そして、M様に適した教材を先週から開始いたしました。

    「今から頭の体操を始めましょう。」とスタッフがお声をかけてお席まで誘導をし、M様に教材内容や進行過程の説明をさせていただいてから学習療法開始です。
    読みの文章も速く読み間違えもなく発語もしっかりと音読され、整った文字の記入も出来ております。そして、忘れずに2回続けて読まれます。
    計算問題もとても速いスピードで難なく解かれており、数字盤30も集中力を持たれて取り組まれてとてもスムーズです。近々、数字盤50に進む予定です。


    最後に学習ペアともコミュニケーションを図っていただけるように若い頃の思い出や日々のお話、読みの題材等から話題を振って会話を多く持っていただくようにしております。
    そして、たくさんの笑顔で楽しく取り組まれて「頭すっきり」の学習療法を終えるように行っております。
    「これで頭の体操、終わりました。今日もありがとうございました。」

    これからも学習療法を実施することによって脳機能の維持と活性化、認知症の予防を目指してスタッフ一同取り組んで参ります。どうぞよろしくお願いいたします。