実績報告
  • ケアプラス道後持田看護師便り ~食中毒にご用心~ 道後持田だより 看護師だより 2019年04月24日

    皆様こんにちは、道後持田の看護師です。

    最近では日中暖かく過ごしやすくなりました。

    少し体を動かすと汗ばむほどになりましたね!

     

    平成も残すところ後一週間。

    昭和生まれの私は3つの時代を股に掛ける事となります。

    令和になっても宜しくお願い致します。

     

    さて

    これからの時期心配なのが

    「食中毒」

    ですね!

     

    ご存知だとは思いますが

    食中毒の原因は細菌とウイルスです。

    これからの時期でいうと

    細菌が原因で起こる食中毒が多く発生すると言われています。

    代表的な菌として腸管出血性大腸菌(O157)などを耳にするかと

    思います。

    こういった菌は温湿度の条件がそろうと増殖しその食べ物を口にすることで

    食中毒の症状を引き起こす事となります。

     

    発生頻度としは様々ですが家庭でも食中毒は起こります。

     

    細菌、ウイルスなどは目に見えないものなのでどこに潜んでいるかは

    判らないのです。

     

    そんな食中毒にかからない予防方法として

    「つけない」「増やさない」「やっつける」

     

    「つけない」・・細菌を食べ物につけない

    「増やさない」・・食べ物に付着した菌を増やさない

    「やっつける」・・食べ物、調理器具に付着した菌をやっつける

    この3原則と言われております。

     

    そこで私たちに出来る事として

    ・調理前やなま物を扱う前、食事開始前、排泄後等様々なシーンで

    必ず手洗いを行いましょう。

    ・食べ物は必ず低温保存し購入後はなるべく早く食べましょう。

    ・細菌は加熱によって死滅します。肉、魚以外の野菜でも加熱して食べることで

    予防に繋がるかと思います。特に肉料理の際は75℃で1分以上加熱することを

    心がけて下さい。

    (厚生労働省より抜粋)

     

    とはいえ食中毒にかかってしまう事もありますので食中毒かなと

    思うときは早めの受診をお勧めします。

     

    簡単ではありますがこれからの時期に気を付けて頂きたい食中毒に

    ついてお話させて頂きました。

     

    これから夏にむけ脱水症状なんかも起こってくると思いますので

    水分補給も忘れずに行いましょう。