実績報告
  • ケアプラス三津 リハビリ便り 「筋電制御電気刺激装置について」 三津だより 2016年09月05日

    皆様こんにちは。ケアプラス三津、柔道整復師の末光です。

    9月に入り、夏祭りも終わり秋が近づいてきていますね?まだまだ暑い日が続きますので熱中症対策として水分摂取だけではなく、塩分糖分もしっかり摂るように心がけて下さいね。

    さて、今回はケアプラス三津にある「筋電制御電気刺激装置」を使用して肩関節の可動域拡大に日々取り組まれているK様についてご紹介したいと思います。

    「筋電制御電気刺激装置」とは通常の電気刺激によるリハビリとは違い、麻痺した筋肉でも、わずかに筋肉が活動する時に出現する、筋活動電位というものが皮膚上から検出できる優れた機器になります。

    写真1

    麻痺してしまった筋肉は活動量の低下が起きていますので、その活動量に合わせて電気刺激を与えつつ筋肉を助けながら運動を行うことが出来ます。そのため効率よく麻痺筋の促通や可動域拡大などが可能です。

    そこで左肩関節の屈曲制限があるK様について使用前、使用後で評価してみました。

    写真2

    こちらが初期評価を行った時の写真で、左肩関節屈曲時85°伸展時55°でした。その後、利用のたびに機器を使用しながら15分間の挙上訓練を1ヵ月間行って頂いた結果、屈曲100°伸展65°と改善傾向がみられております。

    写真3

    またK様からも肩が上がりやすくなり、更衣動作や高い場所にも手が届きやすくなったとの声も頂いております。そして、1ヶ月間の運動でもこれだけの効果が表れておりますので、今後もK様の日常生活動作改善にお手伝いできればと考えております。

    ケアプラス三津ではこのような機器や、姿勢測定装置などの分析機器もありますので是非、気になる方や試してみたい方は一度お越し下さい。

    スタッフ一同でお待ちしております。