みなさま、こんにちは。ケアプラス大洲 理学療法士の若松です。まだまだ暑い日が続きますが、朝晩は少し冷え込むようになってきました。風邪など引かないように体調管理に注意してくださいね。
今回は日本人の約10人に1人が苦しんでいるとも言われている腰痛についてのお話です。
腰痛の原因は椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症といった腰の骨の異常、ぎっくり腰や筋肉疲労などの筋肉の障害、ストレス、その他の病気など様々ですが、全て合わせると日本人の90%が一生に一度は腰痛を経験すると言われています。
腰痛に対するリハビリとしては、腰痛体操というものがあります。
まずは体操の前にストレッチを行い腰の周りの筋肉をほぐします。
両手で片ひざを抱え込み、腰~お尻の筋肉を伸ばします。左右交互にゆっくりと行います。(左右5~10秒程度×10回)
足を伸ばして座り、体を前に倒していき、太ももの裏側の筋肉を伸ばします。
(左右5~10秒程度×10回)
タオルなどを使い、このようなストレッチも可能です。
続いて、背筋と腹筋を鍛える体操を行います。
あおむけの状態で膝を曲げます。その姿勢からお尻を持ち上げます。(10~20回程度)
両手をおなかの上にあて、頭を持ち上げながらへそをのぞき込むようにします。この時、通常の腹筋運動のように体を起こしきらないように注意してください。(10~20回程度)
以上が、基本的な腰痛体操になります。
S様は長年腰痛に悩まされております。最近、この腰痛体操をメインとしたリハビリを実施するようになって、以前まで装着していたコルセットを着けることがなくなったとのことで、ご本人様もとても喜んでいらっしゃいます。
ケアプラス大洲ではより快適な生活を送って頂けるように、リハビリスタッフよりご利用者さまの活動レベルに合わせた適切なアドバイスをさせて頂いております。体験利用の方も随時受け付けしておりますので、いつでもご連絡ください。心よりお待ちしております。