実績報告
  • ケアプラス垣生 リハビリ便り 自宅出入りに伴う階段昇降訓練 垣生だより 2015年11月23日

    こんにちは!ケアプラス垣生 柔道整復師の長野です。

    だんだん寒くなってきましたね。寒さ対策はできてますか?冬になるとどうしても身体の動きが悪くなり手先や足先が冷えてきますね。そんな時こそ身体を動かして健康な身体作りに励んで下さいね!

     

    さて、今回は「自宅マンションでの階段昇降時のふらつきや恐怖心を軽減させたい」というA様をについてご紹介します。

    写真1

    まず練習前のA様は階段を昇る際、健側のつま先を外に向けた状態で着地しており、この状態では筋力が上手く発揮できず、重心が安定しないためふらつきや恐怖心につながっていました。

    写真2

    そこで私共は足関節の可動性制限が一原因と考え、A様には足関節のストレッチ、およびエクササイズを行って頂き、足関節の可動域拡大を図っていきました。

    写真3 写真4

    またその他にも昇降台を使用した荷重練習・動作学習練習など階段昇降につながる練習等も取り入れていきました。

    写真5

    その結果、1ヶ月が経った時点で足関節の可動域拡大に伴い、上記で指摘したつま先の向きが改善され、重心移動のスムーズさと安定性向上なども図れることができました。

    訓練前

    写真6 

    訓練後

    写真7

    練習によって足関節の角度が改善され、自宅の階段を上がる際もほぼ見守りにて行えるまでになりました。またA様からも「以前より階段昇降が楽になり、少し自信がついた」との声を頂きました。

    写真8

    このように利用者様の身体状態だけでなく、利用者様の日常生活での意欲的な部分や不安な部分などの要望を把握し機能訓練を行っております。

     

    もし、日常生活でお困りのことがあれば私たちが力になります。

    皆様のお越しを心よりお待ちしております。