実績報告
  • ケアプラス大洲 相談員便り 「ご利用者様の要望に沿った支援を…」 大洲だより 相談員だより 2015年11月21日

    こんにちは。ケアプラス大洲、生活相談員の淺倉です。

    気温も下がり、ますます秋の紅葉も深まる季節となりました。

    風邪も流行ってまいりますので、小まめな手洗いうがいで予防に努めて下さい。

     

    さて、今回は学習療法に取り組まれておりますK様のデイでのご様子を紹介させて頂きます。

     平成27年9月に行われた担当者会議にて、「機能訓練(リハビリ)や活動参加を通してデイ利用が非常に楽しみになっています。」と、嬉しいお言葉を頂きました。

    その際、K様やご家族様との話し合い中で、喋りにくさや声が出にくいとの事をお聞きし、学習療法への参加をおすすめさせて頂きました。

     

    学習療法とは…、音読と計算を用いた教材を学習者と支援者がコミュニケーションを図りながら進めるプログラムです。主に、認知機能やコミュニケーション機能・身辺自立機能などをつかさどる脳の前頭前野機能の維持改善を図るものです。

    K様は、「声の出にくさ」の改善を目的に、発声練習も兼ねて10月よりスタートされました。

    写真01

    開始当初は緊張されているご様子でしたが、現在では職員とコミュニケーションを図りながら、楽しい雰囲気で取り組んで頂いております。今の目標は「職員さんと一緒にカラオケを歌う!」だそうです。昔は歌がお好きだったとの事です。目標を叶えるために、私たちに出来るお手伝いを今後もさせて頂ければと思います。

    ケアプラス大洲では、学習療法へ参加される方が増えてきており、現状10名のご利用者様が取り組まれております。

    ご参加の目的は皆様様々ですが、職員と一緒にコミュニケーションを図りながら楽しく取り組めるプログラムとして、人気が出ております。

    「物忘れが多くなった」「声が出にくい」「集中力がなくなってきた」「イライラする。など、感情のコントロールが難しい」…などなど、気になる事がございましたら、お気軽にご相談下さい。

     

    身体機能の維持(体しっかり)・活動参加や対人交流(心うきうき)と合わせて、学習療法(頭すっきり)へも力を入れておりますので、今後とも宜しくお願い致します。