実績報告
  • ケアプラス道後持田 リハビリ便り  マルチタスクトレーニングによる階段昇降の向上 道後持田だより リハビリNEWS 2016年10月24日

    秋祭りも終わり朝夕と肌寒い季節になりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

    食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋と何かしら楽しい印象を受ける秋ですが、しっかりと栄養や休息をとり風邪をひかないように気をつけて、元気に色んな秋を楽しみましょう。

     

    ブログをご紹介しますのは、ケアプラス道後持田、理学療法士の中野です。

     

    今回は、「玄関前の階段を安全に歩きたい」と意欲的に歩行訓練に取り組まれた方に、マルチタスクトレーニングを取り入れた歩行訓練において有意義な変化が観察されましたのでご紹介させて頂きます。

     

    最初は視野が狭く前傾姿勢であったため歩幅が短く、平地内でも転倒リスクが高かったため段差昇降では中等度の介助が必要な状態でした。

     

    平行棒内で質疑応答を行いながら歩行訓練(マルチタスクトレーニング)を提供しました。

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    脳・身体機能への効果はもちろんの事、スタッフの問いかけに視線が上がり、背筋が伸びました。慣れてくると周辺を見渡す余裕も出てくるほど下肢の挙上動作もスムーズになっています。

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    また自宅階段を昇る時も後方の支えがなくても見守りで安全に行えるようになりました。

     

    今回の歩行改善が更なる自信となり、散歩や買い物に出かけるなど生活の活動範囲拡大に繋がればと思います。 ケアプラスでは最新機器とリハビリスタッフの知識を最大限に活かし、皆さまのニーズに対応できるよう努めております。この他にも様々な機能訓練を実施しておりますので一度ケアプラス道後持田へお越し下さい。スタッフ一同心よりお待ちしております。