皆様こんにちは、ケアプラス三津、柔道整復師の末光です。
最近、暑さも和らぎ、季節も秋に変わったと実感できるようになってきましたね。
皆様は「秋」と言えば、どんなイメージを思い浮かぶでしょうか?
食欲、読書、芸術、運動、紅葉、行楽、睡眠など考えればいっぱい出てきますね!
その中でも特に「運動」を頑張っておられるご利用者様についてご紹介したいと思います。
今回は2つの机上作業道具を使って脳の活性や集中力・空間認識能力向上を目的に手指巧緻性訓練やピンチ動作訓練に励んでおられるI様についてご紹介します。
まず、1つ目の机上作業道具はペグボードです。
ケアプラスにあるペグボードは1から25までの数字が書いてあり、手指の細かい作業だけではなく、空間認識や集中力向上を目的に訓練が行えます。
そして2つ目は薬箱ケース。
薬箱ケースとケルトボールを決められた色・場所に同色のボールを入れていきながらピンチ動作・手指巧緻訓練はもちろんのこと、マルチタスクトレーニング要素を兼ねた机上作業をI様に行なって頂きました。
初期評価のトレイルメイキングテストではどの程度の集中力や空間認識が行えているのか運動実施前の時間を計測し、一回目は1分14秒であったため、それを指標として何日か続けてペグボードと薬箱ケースの運動を続けて頂きました。
最初は薬箱ケースにボールが上手く運べず苦戦している様子が伺えましたが、何度か繰り返す中で徐々にボールをうまく摘まむことができ、以前に比べ容易に行える様になってきました。またI様からも「指が前よりも動きやすい」と仰って頂くなど以前との違いを実感して頂いております。
そして、一週間後のトレイルメイキングテストでは何と54秒に!初期評価と比べ20秒の時間短縮が図れ、薬箱によるトレーニング効果もしっかりと出ておりました。
今回はケアプラスに設けている机上作業道具を使用して誰にでも出来るような簡単な運動を実施することでトレーニング効果を実感して頂きました。これからもスタッフとして利用者様の生活支援となれるようご支援させて頂きたいと思っております。
皆様もこれを見て、少しでも気になる方はケアプラス三津でお待ちしております。