皆様こんにちは。ケアプラス垣生 理学療法士の岡田です。
最近、朝晩と涼しくなり、体調を崩しやすい季節になってきました。皆様におかれましては、体調を崩されていないでしょうか。
しっかり就寝時は着込むなどして、風邪対策を取って頂ければと思います。
今回、ケアプラス垣生で生活リハビリの一環として行っております、食事動作の箸練習についてご紹介いたします。
T様は以前はおかずをスプーン、ご飯をおにぎりにして食べられていました。
箸を使う時は、指や手の細かい動きだけでなく、腕や肩の動きも重要になってきます。つまむだけでは食べられず、口にも運ばなければなりません。
そこでスリングリハビリと徒手療法にて肩や腕の柔軟性や動作性の改善を図り、箸練習とあわせて食事動作が行いやすくなるよう機能訓練を実施しました。
まず箸練習ですが、ビーズやスポンジなどを摘まんで移動する動作を行って頂いています。
T様は、この箸練習を7月より2か月ほど取り組んでいただいております。
始めは上手く摘まめず50個中8~10個ほど溢したり、落としたりされていましたが、最近では落とさず移動できるようになっています。
また10個を移動するタイムでも1ヶ月程の練習で35秒程度の作業時間短縮が図られております。
そして現在では、昼食のご飯はお茶碗に盛りスプーンで食べ、おかずは箸で食べられています。
ご本人様も大変喜ばれており、次の動作は、箸で切ることや滑りやすい物を掴む課題にも取り組んで参ります。
これからの季節、深まる食欲の秋ですので、旬の物は箸でおいしく頂きましょう!
私達は利用者様の希望に沿ったリハビリを常にご提供しております。
是非、一緒にリハビリを頑張ってみませんか。スタッフ一同、お待ちしております。