皆様こんにちは。
ケアプラス大洲八幡浜、看護チームです。
春の訪れを草花から感じ、ふと遠くを見れば山々の木々が鮮やかな緑へと変わり始めています。四季の移り変わりを楽しみながら過ごしている今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
季節の移り変わりは楽しみではある一方で、体調の変化も起こりやすい時期です。よく聞かれるのは、気温差や環境変化で自律神経が乱れやすくなる『春バテ』ですが、高齢者における体調の変化ははっきりとした症状が出にくいため、気付きにくい傾向にあります。
そこで今回は、高齢者の体調不良のサインについてお伝えしていきたいと思います。
不調のサイン一つ目は、微熱がないのに元気がない事です。
高齢になると免疫機能が低下し、炎症を起こしていても熱が出にくくなる傾向にあります。『なんとなく元気がない』『横になっている時間が増えた』『反応が鈍い』『体が重だるい』などの症状が出た場合は、感染症だけでなく心不全や慢性疾患が悪化しているサインである事もあるため、安易に「大丈夫」と判断しない様にしましょう。
不調のサイン二つ目は、食欲や体重の変化です。
加齢とともに食が細くなるのは自然な事ではありますが、『これまで完食していた食事を残す様になった』『好きだった食べ物に興味を示さなくなった』『水分摂取量が明らかに減っている』などの症状が出た場合は、感染症、消化器疾患、がん、心疾患などの身体的な病気以外にも、鬱症状や孤独感が関係している場合もあるので注意しましょう。
不調のサイン三つ目は、急に受け答えが鈍くなったり、話のつじつまが合わなくなったりすることです。
数日単位で急激にこの様な症状が現れた場合は、認知機能の低下ではなく、せん妄や脱水、感染症などの身体的なトラブルが原因である可能性があります。薬の飲み合わせや副作用が影響する事もありますので、日中の眠気やふらつきが強くなる場合もあります。
この様に、不調のサインに気付かず『加齢に伴うもの』と思い込んでしまうと、治療が可能な病気であっても見逃してしまう事があります。
特に、短期間での変化には注意が必要です。

ケアプラスではバイタルチェックの際に、最近のご様子も伺う様にしています。日中過ごしていただく中でも『いつもとの違い』に気を付けながらコミュニケーションやお手伝いをさせていただいておりますので、ご自身が感じる不安も遠慮なくご相談くださいね。