実績報告
  • ケアプラス三津 看護師便り ~花粉症対策できていますか~ 三津だより 看護師だより 2026年04月01日

    皆さんこんにちは。ケアプラス三津の看護師です。ようやく寒さが落ち着き、春の陽気に包まれる季節になってきました。春といえばスギ花粉症で悩まれている方も多いのではないでしょうか。

     

    花粉症は花粉に対するアレルギーです。花粉が体内に入ると、身体がそれを異物と認識し、この異物(抗原)に対する抗体を作ります。花粉症は、これまで症状がない人でも発症する可能性があります。 花粉が本格的に飛び始めるまでに予防や治療を始めることが大切です。普段の生活で行える予防方法や、治療についてご紹介いたします。

     

    1 花粉を避ける

    ・顔にフィットするマスク、メガネを装着する

    ・花粉飛散の多い時間帯(昼前後と夕方)の外出を避ける

     

    2 花粉を室内に持ち込まない

    ・花粉が付きにくく露出の少ない服装を心がける(ウール素材は花粉が付きやすい)

    ・家に入る前に、必ず玄関の外で上着や髪の毛、バッグなどを払いましょう。これを習慣にするだけで、室内の花粉量はぐっと減ります。

    ・帰宅後は、できるだけ早く部屋着に着替えましょう。外出した服のままソファに座ったりベッドに寝転んだりするのは、花粉を家具になすりつけているようなものです。

    ・手洗い、うがい、洗顔、洗髪で花粉を落とす

    ・換気方法を工夫する(窓を開ける幅を狭くして、レースのカーテンをする)

    ・洗濯物や布団の外干しを控える

     

    3 腸内環境を整えて、免疫バランスをケア

    ・免疫細胞の約60%~70%は腸に存在するといわれています。腸内環境が悪化すると、免疫のバランスが崩れ、アレルギー反応が強く出やすくなってしまいます。

    ・発酵食品を摂る:ヨーグルト、納豆、味噌、キムチなどの発酵食品に含まれる乳酸菌やビフィズス菌は、腸内フローラを整える強い味方です。

    ・食物繊維を味方につける:ごぼう、レンコン、キノコ類、海藻などに含まれる食物繊維は、善玉菌のエサになります。特にレンコンなどの根菜類は、粘膜を保護する成分も含まれているため、古くから民間療法でも推奨されています。

    ・刺激物を控える:アルコールや香辛料の摂りすぎは、鼻の粘膜の血管を拡張させ、鼻づまりや炎症を悪化させる原因になります。

     

    4 自律神経を整える

    ・朝起きた瞬間に、激しいくしゃみや鼻水に襲われる症状を「モーニングアタック」と呼びます。これは、寝ている間の副交感神経(リラックス)から、起きている間の交感神経(活動)へと自律神経が切り替わるタイミングで、バランスが乱れることが原因の一つです。

    ・十分な睡眠:睡眠不足は自律神経の乱れに直結し、免疫機能を低下させます。毎日決まった時間に寝起きし、生活リズムを整えることが、結果として花粉症の症状緩和につながります。

    ・寝室の加湿:寝ている間にのどや鼻の粘膜が乾燥すると、防御機能が弱まります。加湿器を使い、寝室の湿度を50%~60%に保ちましょう。濡れタオルを一枚干しておくだけでも効果があります。

    ・朝の習慣:起きたらすぐにカーテンを開けて日光を浴び、コップ一杯の常温の水や白湯を飲むことで、自律神経のスイッチがスムーズに切り替わります。

     

    5 医療機関との上手な付き合い方

    ・日常生活での予防法をご紹介しましたが、症状がひどい場合は我慢せず、早めに医師に相談することも立派な「対策」です。

    ・受診のタイミング:  毎年花粉症の症状が出る方は、本格的な花粉飛散開始の1週間前までには、医療機関や薬局を活用してお薬を準備し、使用を開始しましょう。飛散開始時期や症状がごく軽いときからお薬の使用を開始することで、症状を抑えられることがわかっています。

    ・これまで花粉症と診断されていなくても、くしゃみ等の花粉症と思われる症状が出た方は、早めに医療機関で花粉症かどうか診断を受けましょう。

     

     

    いかがでしたでしょうか。これらの予防方法を参考にして頂き、少しでも症状が緩和されることを願っています。