今年も早八月、遅めの梅雨明けと共に連日暑い日が続き冷房が手放せない季節となりました。
『暑いね』が挨拶代わりとなっておりますが、今日は挨拶についてお話しできたらと思います。
ご利用者様をご自宅にお迎えに伺う際、デイに到着されたご利用者様をお迎えする際に先ず発するのが『おはようございます』です。
『今日もお会いできてよかったです』『今日もお元気そうですね』『表情がすぐれないけど何かありましたか?』など言葉一つで様々な観察が出来ます。
ご利用者様同士でも笑顔を交わしながら、握手をしながら交わす朝の挨拶は『今日もよろしく』『リハビリ一緒に頑張ろう』のご意思が感じられます。
また、お帰りの際の挨拶にも『今日もありがとう』『また会いましょう』と一日を一緒に過ごされた充実感があふれています。
挨拶にはいろいろな言葉があります。
『おはようございます』『こんにちわ』『こんばんは』『お疲れ様』『ありがとうございます』
他に言葉だけでなく笑顔も心をこめた挨拶ではないでしょうか。
私はお名前を呼ぶ事も挨拶と考えております。
田舎育ちの私は道で合う人皆顔見知りの方でした。名前は知らなくてもすれ違う際に『おばちゃん』『おいちゃん』とか子供同士であれば『○○ちゃん』とリズムを付け声を掛け合ったものです。声を掛けられた方は『はあい』と返し道をすれ違い別れる。それだけですが声を掛けられた方は嬉しかったものです。
今はデイサービスで過ごされるご利用者様に実践しております。
洗面所で手を洗っているご利用者様の後ろを通る際、リハビリが終わりお席に戻られるご利用者様とすれ違う際などお顔を見ると『○○さん』と声を掛けさせていただいております。それだけですがご利用者様の表情に笑顔が見られ、その笑顔でこちらも嬉しくなり『お変わりない』と安心します。
現代は『隣に住む人も知らない』と言われて久しいですが、ケアプラスデイサービスセンター三津の同じ空間で過ごす者同士、笑顔を交わしながら気持ちよく過ごしたいものです。
『あなたが大切』と想いを伝える短い言葉に心をこめて『ありがとうございました』。