実績報告
  • ケアプラス宇和島 看護師便り ~看護師が伝えたい!インフルエンザワクチンの正しい知識と接種ポイント~ 宇和島だより 看護師だより 2025年10月15日

    こんにちは。看護師の山口です。

    朝晩の冷え込みが増えてきましたね。この時期になると、「そろそろインフルエンザの予防接種を受けた方がいいですか?」という質問が多くなります。

    今日は、看護師の立場からインフルエンザワクチンの正しい知識と、接種時の大切なポイントをお伝えします。

     

     

    “インフルエンザワクチンの効果と時期”

    ワクチンを接種してから約2週間で効果が出始め、5ヶ月ほど持続します。

    日本では例年12月から3月に流行のピークを迎えるため、11月中旬までの接種が理想的です。

    今年は気温の変化が早く、体調を崩しやすい方も多い印象です。

    「体調が万全のときに接種する」ことを意識していただくと安心です。

     

    「ワクチンを打てばインフルエンザにかからない」…というわけではありません。

    正しくは、

    *かかっても重症化を防ぐ効果がある。

    *高熱や肺炎などの合併症を防ぐことができる。

    という点が大きなメリットです。

     

    “接種と日常生活のポイント”

    接種前は、発熱や体調不良がないか、これまでにワクチンで強いアレルギー反応がなかったか、他のワクチン接種との間隔が空いているか確認してください。

     

    接種後は、接種部位の腫れや痛みが出ることがありますが、1〜2日で治ることがほとんどです。もし、強い腫れや発熱が続く場合は医療機関に相談をしてください。

     

    接種当日は激しい運動や長風呂は避け、翌日以降も体調の変化に注意しましょう。

    また、ワクチンを打っても手洗い・マスク・睡眠などの予防行動は継続しましょう!

     

    インフルエンザワクチンは、「自分を守る」だけでなく、家族や周りの人を守ることにもつながる大切な予防手段です。

    安心して、元気にケアプラスで過ごせるよう、体調を整えて、早めの接種を心がけましょう。