実績報告
  • ケアプラス北宇和島 ~看護便り~ 『夏場の入浴』 北宇和島だより 看護師だより 2023年08月16日

    皆さんこんにちは。

     

    煌々と輝く太陽の下、皆さんいかがお過ごしでしょうか。真夏の日差しに負けず、元気に笑顔で過ごしましょう。

    これだけ暑い日が続くとご自宅での入浴は簡単にシャワーで済ましてしまう方も多いかと思います。

    ですが湯船に浸かる事で得られるメリットもたくさんあります。

    まず、シャワーと比べて湯船に浸かることで、全身を温かいお湯で包み込むことができ、リラックス効果が得られます。

    また、湯船に浸かることで筋肉の緊張がほぐれ、ストレスの緩和や疲労回復に役立つことがあります。

    さらに、血液循環が促進され、体温が上昇するため、免疫力の向上や代謝の改善にも寄与します。

    ですが入浴の際に気を付ける事もあります。

    まず、入浴の際には湯温に注意を払いましょう。高齢者の皮膚は敏感で、高温のお湯は皮膚を乾燥させることがあります。

    ぬるめのお湯を選び、適度な温度で入浴することで、肌への負担を軽減できます。

    また、入浴中に脱水症状を防ぐため、水分補給を怠らないようにしましょう。

    入浴前後に水分を摂ることで、体内の水分バランスを保つことができます。

     

     

    入浴中に長時間立っていると、めまいや血圧の変動が起きる可能性があるため、

    椅子や手すりを使って安定した姿勢で入浴することをおすすめします。

    入浴剤や石鹸の選び方も重要です。高齢者の皮膚は薄くてデリケートなため、刺激の少ない製品を選びましょう。

    無香料や保湿成分が配合されたものが適しています。

    また、洗髪や体を洗う際には、ゆっくりと時間をかけて行うことで、安心して入浴できます。

    入浴後は、十分な保湿を行いましょう。

    高齢者の皮膚は乾燥しやすいため、保湿クリームやローションを使用して肌をしっかりとケアすることが大切です。

    高齢者の夏場の入浴は、健康と安全を確保するために慎重な準備と注意が必要です。

    自分の体調や能力に合わせた入浴方法を選び、心地よくリフレッシュすることが大切です。