皆様こんにちは。ケアプラス大洲 看護師の坪田です。
暖かくなり春らしくなりましたね。水分補給は忘れていませんか?夏に向けての体調管理の為、こまめな水分補給を心掛けましょう。
さて今回はアレルギーについてブログを発信しようと思います。
まず、アレルギーってなに?と思われる方もおられると思います。
私たちの体には、細菌・ウイルス寄生虫などの感染性微生物や異物などから、身を守るための「免疫」という仕組みがそなわっています。この免疫の働きが、現代文明による環境やライフサイクルの変化によって異常を起こし、くしゃみ、発疹、呼吸困難などの症状を起こしてしまう状態のことをいいます。
アレルギー疾患には、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)、アレルギー性結膜炎、気管支喘息(ぜんそく)、薬剤・昆虫アレルギーなど、、、症状・経過とも多様な疾患が含まれます。
アレルギーのしくみとしては、アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン(抗原)」といい、私たちの身のまわりには、食物、花粉、ダニなど多くのアレルゲンが存在します。このアレルゲンが体の中に入ると異物とみなして排除しようとする免疫機能がはたらき、「IgE抗体」という物質が作られ、この状態を「感作」といいます。いったん感作が成立した後に、再度アレルゲンが体内に入ると、IgE抗体がくっつき、マスト細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され、アレルギー症状」を引き起こします。
アレルギーの病気の治療は、大きく分けると「症状に対する治療」と「炎症を抑える治療」、そして「免疫療法」があります。
症状があれば、病院受診して治療することにより軽快することもありますので、早い時期がオススメです。皆さん、健康でアレルギーに負けないように過ごしましょう。