実績報告
  • ケアプラス垣生 リハビリ便り 姿勢評価を基にした介入例 垣生だより AIチェックリハビリ 2023年03月10日

    皆さんこんにちは。

    ケアプラス垣生、柔道整復師の越智です。

    日ごとに暖かさを感じられるようになりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?

    引き続き手洗いうがいをしっかり行い、感染予防対策しましょう!!

     

    今回は姿勢評価で経過を追い生活動作に変化が見られた方の紹介をします。

    H様ですが、11月の姿勢評価では関節の痛みもあり、上半身が左に傾き、右肩の位置が上がっているのが確認できます。また、横側の写真からは骨盤は後傾し腰の位置が後方にあり膝が曲がっている状態です。

    そのため重心は左前方へ移動し、左半身に負担が掛かりやすい姿勢となっています。

    これらの事から影響として全身的な筋力の低下や関節の動き悪さを認めました。

    そこで姿勢評価をもとに肩周囲はマッサージング・ストレッチを行いました。

    腹筋やハムストリングスが硬いと考えられる為ハムストリングスを中心としたストレッチや腹筋・背筋のトレーニングを行い、鏡の利用し腰を起こした姿勢の意識付けの助言を続けました。そして下半身をより鍛える為エアロバイクも15分行いました。

    さらに全身のバランス向上を図る為スリング、平行棒内訓練では歩行訓練やバランス訓練を中心に行い全身的な筋力強化を図りました。さらに振り子運動、足を挙げる歩行や姿勢など鏡を利用し確認するように意識付けの助言を続けました。

    体幹やバランスを鍛えることで骨盤の歪みや姿勢を改善しました

     

     

    その後再度2月に評価を行いました。

    3ヶ月前と比較して、スコア12点向上しております。

    肩の位置、腰の左右の傾きが改善されています。また横から見た写真では姿勢が改善し、膝の曲がりも改善されており、重心の位置はほぼ正中に近い位置にあります。

     

    これらの姿勢改善と全身の筋力・バランス向上に伴い、歩行時の躓きやふらつき軽減、下肢の振り出しがスムーズになりました。ご自宅でもストレッチを続けていたため痛みが軽減したと言われていました。

    今後も、この姿勢評価を用いて、さらに良いリハビリが提供できるよう利用者様と情報共有を行い、経過を追っていきたいと思います。

     

    このようにケアプラスでは利用者一人一人の生活課題や姿勢など悩みにあったリハビリテーションが提供できるようにスタッフ一丸となって取り組んでおります!

    気になるという方は是非見学や体験利用をお待ちしております!