みなさん、こんにちは。ケアプラス垣生・看護師の川本です。
寒気の中にも早春の息吹が感じられる頃となりましたが、ご機嫌いかがでしょうか。
新型コロナウイルスの感染者数も徐々に減ってきており、終息に近づいている気がしますね。
5月頃には感染症法上の位置づけが危険度の高い「2類相当」から季節性インフルエンザ並みの「5類」にまで緩和される方向だそうです。周りを気にせず外出できる日が早く来るといいですね。
さて、新型コロナウイルスの予防も大切ですが、これからのシーズンは花粉症も流行ってきますね。私も花粉症持ちでこのシーズンは毎年大変な思いをしています。今日は花粉症についてお話ししていきたいと思います。
花粉症とは、花粉が体内に侵入することでアレルギー反応が生じる病気の総称です。症状としてはくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血などがあります。
花粉症の70%はスギ花粉症と考えられています。関西ではスギと並んでヒノキも植林面積が広いため、ヒノキも要注意ですね。
スギの飛散時期は年初から飛び始め、3月にピークを迎えて5月頃まで飛散します。ヒノキはスギよりも若干遅れて飛び始め、4月にピークを迎えて6月頃まで飛散します。
予防策をご紹介しますので一緒に実践して症状を軽減しましょう。
まずは花粉が付着しないようにマスクやメガネ、帽子などでガードしましょう。外出から帰宅した際はうがい、手洗い、目の洗浄、洗顔をしましょう。外出していた服も着替えると効果的です。また、普段から心掛けていることとは思いますが、バランスのとれた食事、十分な睡眠、規則正しい生活も免疫効果を高めるために必要なことなので改めて意識してみてはいかがでしょうか。
皮膚からも花粉などの抗原が身体に侵入することもあるので乾燥しやすいこの時期は保湿することでも予防になります。
症状がひどい場合には薬にも頼りましょう。近くの薬局でも市販されていると思います。しかし、新型コロナウイルス感染症の症状と花粉症の症状は似ているため、不安な方は病院受診することもおすすめします。
花粉症は新型コロナウイルスほど身体に大きな影響を与えるわけではありませんが、モチベーションの低下や二次的な影響は考えられるため、できるだけの予防をして元気に過ごしてくださいね。