実績報告
  • ケアプラス北宇和島 リハビリ便り AIチェックリハビリを活用した移動・歩行動作獲得への介入 北宇和島だより AIチェックリハビリ 2023年01月20日

    みなさんこんにちは。柔道整復師の浦田です。

     

    今年もみなさんにとって良い1年になりますように、体調を崩さないよう元気に過ごしていきましょうね。

     

    さて今回ご紹介するのは、移動や歩行のお話です。

    当施設ご利用のM様は歩くときにフラフラしたり、つまずくことが多いです。

    ご本人もフラフラする自覚があり、体重のかけ方・体重移動の仕方が難しいとのこと。

     

    写真を見ると重心位置に偏りがあり、重心位置がやや前方にあります。M様は病気の後遺症により体重を踵の方に乗せづらく、身体の前方に体重が寄ってしまうと考えられます。踵に体重がのるとバランスを崩しやすいうえに、身体を少し前にかがめることで今度は歩く時に右のつま先がひっかかってしまいやすいといった状況です。

    そこで体重移動の訓練や立った時の姿勢を保てる訓練など取り入れております。

     

     

    実際に歩く場面では、①杖を正しく使うこと、②足を大きく出すことを声掛けします。

    杖を正しく使うことは、支持面を広げ安定性がアップします。足を振り出す際には身体を起こして膝を上げ、踵から接地することがポイントです。

     

    当施設では日中のご利用時間がすべてリハビリに繋がる取り組みを行っております。杖の使い方や歩行訓練に一工夫入れ、機能改善に努めております。

    リハビリに興味を持たれた方はお気軽にご相談ください。お待ちしております。