皆さんこんにちは、ケアプラス大洲 作業療法士の菊池です。
夏も本番を迎え毎日、日中は非常に熱く、夜は寝苦しい季節となりました。
水分補給やエアコンによる温度・湿度調整を適切に行い、十分な熱中症対策をし、この夏を乗り越えていきましょう。また、県内でも新型コロナウイルス感染症が再び増加してきております。感染対策も継続して行っていきましょう。
今回のブログでは自助具についてお話しさせて頂きます。
皆さんは自助具ってなにかご存じですか?
自助具とは何らかの原因により身体を痛めたり、動きづらくなった際に、動作をサポートする道具のことを指します。
では、どんな場面で使用しているでしょう?
1 食事場面では握力が弱くスプーンをつかめない人に向けた自助具
2 更衣場面では片手でボタンを留められる自助具
その他にも自助具は日常生活の様々な場面で活用されております。
実際にケアプラスで使用した自助具介入の様子を2つ紹介します。
1つ目は起き上がりをスムーズにするために縄跳びの縄で起き上がり動作を行った様子となります。
実際に使用していないときと比較して、より早くスムーズに起き上がることが出来ていました。
2つ目は痛みやむくみによって足が上げづらく靴下を履くのに時間がかかっていたケースです。
手作り靴下エイドを使用することでスムーズに履けるようになったと喜ばれていました。
以上、2つのケースはご家庭にあるものを自助具として活用し日常生活がスムーズに行えた事例であります。皆様も、ご家庭のものを活用してみてはいかがでしょうか?
ここで、ご自宅でも簡単に作れる靴下エイドの作成方法を教えたいと思います。
1 ファイル、ヒモ、ハサミ、ペン、穴あけパンチを準備します。
2 写真のようにペンで線を引いてそれに沿って切ってください。
3 黒丸のところに穴あけパンチで穴を空け、紐を通して完成です。
実際に作っている様子を見たいという方はケアプラス大洲へお越しください。作業療法士の菊池が対応させて頂きます。
これからもケアプラス大洲をよろしくお願い致します。