こんにちは。ケアプラス今治の看護師、川下です。
全国で未だ新型コロナウイルス収束の兆しが見えない中、きな臭い戦争や有名芸能人の自殺といった、聞いているだけで気持ちが滅入る報道が後を経ちません。五月病も加わり鬱々とした毎日を過ごしている方も多いのではないでしょうか。ある調査によると、コロナ禍によって半数以上の方が排便の回数が減ったり、硬くなったりと排便の状態が変わったと仰っています。
<巣ごもり便秘の原因>
●運動不足
体を動かさないと腸の動きが衰え運動量も減ることで食も細くなります。
●ストレス
コロナ禍における精神的なストレスによって交感神経の働きが高まって腸の動きが鈍くなります。
●偏りのある食生活
自粛生活で料理を作るのが億劫になり、ついついインスタント食品などの加工食品が増え、食物繊維の摂取が少なくなってしまいます。
<便秘の対策>
●水分補給
なんと言っても第一は水分不足です。朝コップ一杯の水から始まり、こまめに水分補給しましょう。
●運動
激しい運動をする必要はなく、散歩やウォーキングで便を押し出す働きをする腸腰筋や腹筋を動かし、お腹周りの血行を良くしましょう。
●腸内環境を整える食事
1 善玉菌を含む食品・・・ヨーグルトやキムチ、漬物など。
2 オリゴ糖を含む食品・・・きなこ・玉ねぎ・ごぼう・はちみつなど。
3 不溶性食物繊維を含む食品・・・さつまいも、じゃがいも、ほうれん草、ピーマンなど。
4 水溶性食物繊維を含む食品・・・わかめ、こんにゃく、玄米など。
手軽に手に入る食品ばかりなので日頃の食生活にプラスしてみてはいかがでしょう。
また、ドレッシングや炒め油の代わりにオリーブオイルを使うことで腸の潤滑油のかわりになると同時に、悪玉コレステロールを減らしてくれる働きもあるので一石二鳥ですよ。
納豆も腸内環境を良くしてくれる優秀な発酵食品ですが、血液サラサラのお薬を飲んでいる方は医師と相談してくださいね。
それではまた次のブログでお会いしましょう。