皆様こんにちは。ケアプラス宇和島の作業療法士、神崎です。
今年も後わずかになりましたね。冬は体温も下がりやすいので、冷えないようにお過ごしください。
今回は、姿勢分析を実際に用いた事例をご紹介します。
今回紹介するのはA氏の事例です。A氏は自ら運動を行っており、リハビリにも意欲的な方です。
正面から見た立位姿勢は頭の左右傾き、肩の高さのずれ、腰の左右傾きは見られず、まっすぐに姿勢を保っているように見えます。
しかし、AIによる分析によると、全身の左右傾きは左側に傾いております。足もO脚となっており、大腿の外側の筋肉が固くなり、
内側の筋肉が弱くなっていると分析結果が出ております。
横から見てみると、一見まっすぐに立位姿勢保持をしておりますが、AIで分析を行うと、下半身が前方に傾き、後面に負担がかかりやすい状態になっております。
そのバランスを取るためか頭が前方に出ており、いわゆる猫背姿勢になっております。
この姿勢になると、首の後ろ側や肩回りに負担がかかり筋肉のこりが発生し疲れやすくなってしまいます。
また、呼吸が浅くなり集中力の低下にもつながるため、体幹の筋力向上や肩周辺部のリラクゼーションやストレッチを行う必要があると考えられます。
姿勢の評価は動的評価も出来る様になっており、今後自分の姿勢がどのように変化していくかも見る事が出来る様になっております。
ケアプラスではご自宅で継続して生活を送れるように支援させて頂いております。
冒頭でも話しましたがこれから寒い日が続きますので身体を冷やして体調を崩さない様お気を付けください。